「日本人は肉が合わない」も間違い
研究結果が示す通り、人種と腸の長さに因果関係はありません。そして、日本人だから肉が合わないという説も間違いであることが分かっています。

「植物性タンパク質をとっていれば肉は必要ない」という誤った考えが浸透しているが、それは命を縮める元になる。そう指摘するのは腸健康法の第一人者である藤田紘一郎氏。

人間のカラダには、植物性タンパク質と動物性タンパク質の両方が必要で、肉を食べないと性ホルモンが減少し、
抑ウツ感や不安といったココロの病、疲労感、記憶力や集中力低下、睡眠障害などが招かれます。ウツやノイローゼの人は、肉を食べないという共通点が見られるといいます。


また、更年期障害における全ての不快感は、性ホルモンの減少によるものです。


肉は食べ過ぎることが問題なのであり、肉を食べること自体はむしろ、若々しく生きる力を保つためには必要なことなのだと、藤田氏はいいます。