この統計どう思う?


日本人のヴィーガン率は2.7%。

年代別で見ると、ベジタリアン・ヴィーガンともに、10代でもっとも多かった。
ヴィーガン率にいたっては、全体では2.7%だが、10代では9%と高い数字であった。

ヴィーガンという言葉を知らない日本人も多い中で9%もの10代がヴィーガンであるというのは、SNSを駆使する10代の情報収集能力は高さを示すのもでもあろうかと思われる。

また、同調査(*)では
「畜産業が、地球温暖化や森林破壊、砂漠化等の環境破壊の主要な原因の一つになっていることがどれくらい認知されているのか」の調査も行ったが、その結果も10代の認知度が突出して高かった。
(全体の認知度は45.2%に対して10代では64%)

若い世代ほど情報のインプットが多く、選択の幅が広いことが伺える。

今後のヴィーガン人口増加に大きな期待が持てそうな結果である。

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*消費者調査
【調査名】畜産動物に関する調査
【実施主体】NPO法人アニマルライツセンター *民間の調査会社インテージに依頼
【調査期間】2014/12/17〜2014/12/19
【有効回答数】1,188
【目的】 畜産動物に関する消費者意識・行動等を把握する。
【調査設計】 手法:インターネット調査(ネットモニター)
【調査地域】全国
【対象者条件】ネットモニターうち、15〜59歳男女を対象
*中学生以下除く  
*画像使用しない。
*ISO20252:「市場、世論、社会調査ー用語とサービス要求事項」を順守。
*男女比 男性50.8% 女性49.2%

http://www.hopeforanimals.org/MeatFreeMonday/00/id=360