>>812
> それには「オマエ」も「オマエみたいな」も関係ねーよwww

これ一応解説しといた方がいいかな?

「お前が犯人だ」は「お前=犯人」(普遍命題)。

これに対して「お前のようなやつが犯人だ」は
A・「お前のようなやつは全て犯人だ」つまり「お前のようなやつ=犯人」(例外なし・普遍命題)
B・「お前のようなやつの中に犯人がいる」「お前のようなやつの中に犯人が含まれる」つまり「お前のようなやつ⊇犯人」(例外あり・存在命題)
の両方が成り立つだろ。
しかし、あなたが例に挙げた「お前が犯人だ」にはBの解釈は存在しない。あなたは勝手に元の文の解釈をAに限定している。

で「必ずそうなるのか?」という質問だが、
Aの場合では「必ずイコールになるのか」という問いになるし、
Bの場合は「お前のようなやつに必ず犯人が含まれるのか」という問いになる。

これに対しての回答が「もちろんそうなる。そうなるのは当たり前だ!」としているが、これは発言の恣意的なトリミングをしていて、意味が変わっている。
あなたのトリミングでは「もちろんそうなる。(そのことが)そうなるのは当たり前だ」の意味になるが、
元の文は「もちろんそうなる。 人に迷惑かけてたら嫌われるのは当たり前だ」だ。

元の文で「もちろんそうなる」と言われているのは「もちろんAである」または「もちろんBである」のこと。
そして、元の文で「当たり前」と言われているのは「人に迷惑かけてたら嫌われる」ことであり、
これをa・「人に迷惑かけてたら"必ず"嫌われる」(必然性の主張)としているのがあなた、
他方でb・「人に迷惑かけてたら"普通は"嫌われる」(蓋然性の主張)という解釈もできるはずだ、ということを私は指摘したわけだ。

すると、「お前のようなやつが犯人だ」「もちろんそうなる。人に迷惑かけてたら嫌われるのは当たり前だ」について、ファクタはA/Bとa/bの二つあるので、ここで考えられる解釈は
@Aa「もちろん、お前のようなやつは例外なく犯人だ。必ずそうだ」(普遍命題・必然性)
AAb「もちろん、お前のようなやつは例外なく犯人だ。普通はそうだ」(普遍命題・蓋然性)
BBa「もちろん、お前のようなやつの中に犯人が含まれる。必ずそうだ」(存在命題・必然性)
CBb「もちろん、お前のようなやつの中に犯人が含まれる。普通はそうだ」(存在命題・蓋然性)
の四通りとなる。

で、あなたは元の文を勝手に@の意味だと決めつけてしまっているということだ。
ところが@からCのうち@のみが例外を許さない構造で、それ以外は例外を許す構造になっている。蓋然性の主張だったり存在命題の主張だったりを含むからだ。
なぜ@の解釈に文意を限定できるのか、あなたが勝手に決めつけているならそれは藁人形論法だ。
@の解釈に限定できる理由があるなら説明してくれ。


さて、元の文の「お前のようなやつ」という表現を「お前が(犯人だ)」と改変することがなぜ問題なのかというと、
これはファクタABにおいてBの解釈を阻むことだから、あなたはBCの解釈を切り捨てているわけで、これに論理的根拠がなければあなたの解釈は恣意的な解釈ということになるからだ。
これが、>>808で指摘した内容だ。
で、それと別に以前から質問しているように、なぜファクタAbで蓋然性の解釈を捨象し必然性と限定解釈できるのかも是非説明してくれ。
(私としては「人に迷惑かけてたら嫌われるのは当たり前だ」というのは一般論つまり蓋然性の主張だと解釈するのが自然だと思うが、
その理由はあなたも述べていたように、親子や飼い主とペットなどの特殊な場合には必ずしもこれが適用できないことは経験として一般的に広く認識されていると判断するからであり、
かつ「人に迷惑かけてたら嫌われるのは当たり前だ」というような主張もまた極めて一般的に広く用いられるものだと判断するためだ。)
私の判断はともかく、そんなわけで、それぞれのファクタにおいてなぜ他方を捨象できたのか、その合理的な根拠を説明してもらおうか?