何故、当時秋篠宮殿下と紀子さまのご結婚は反対を受けたのか。
その理由は大きく分けて２つあった。一つは、昭和天皇の崩御
から1年を待たない喪中結婚であったこと。そして、もう一つ
は紀子さまが一般的な庶民家庭の出身であったことだ。

こうした要因に加え、秋篠宮殿下が兄の天皇陛下（当時は浩宮
さまと呼ばれていた）より先にご結婚することは好ましくない、
といった意見もあった。

しかし、こうした反対の声を受け、殿下はなんと「結婚できな
いなら皇室を離れます。紀子を連れていってイギリスで一緒に
暮らす」とまで言ったという（『3LDKのプリンセス 川嶋紀子
さんの魅力のすべて』ブレーン出版）。

このような秋篠宮殿下の強い決意が周囲の人々の心を動かした
のか、当初結婚に反対されていた上皇陛下（当時は天皇陛下）
も最終的に結婚を承認し、祝福されたという。
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結婚は平成2年6月29日で、婚約である納采の儀が行われたのは平成2年1月12日。
婚約ですら喪明け。

皇籍離脱発言がデマだということは皇太子自身が会見で述べている。