心宿はとても繊細で純粋な面を持っている。闇が深かったり孤独だったりするのは、その傷つきやすい心をたくさん傷つけられてきて、その傷がまだ癒されていない状態だから。
心宿が本心を出せるのは、家族や恋人などごくわずかな人だけ。
心宿は、本心を出せたり毒を吐き出せたりする人がいるか、いないか、によって性格が180度違ってくる。

 

本心をありのままに出せる人がいる心宿は、心宿が持っている特徴が全て良い方向に働き、人としての温かさが出てくる。
特に、心の底から信頼できるパートナーがいる心宿は無敵状態。心の傷を癒してもらえる分、傷つくことを恐れなくなる。

 

キャラクターを演じたり、その場に合わせた言動をするせいで、腹黒と言われるけど、実は、平和主義者で調和を乱したくないという気持ちがある。

だけど、心から信頼できるパートナーがいる心宿は、差別のような発言をする人や、人として許されないことを言う人に対して、他人であっても、面と向かってその人たちの根性を叩き直そうと、正論をぶつける者もいる。
場面を選びはするが、このように、元から持っている正義感や本音を、表向きでも出せるようになる。
また、明るいキャラクターはさらに明るくなり、余裕も感じさせ、人気度がもっと上がる。



一方で、本心を見せられる人がいない心宿は、表向きでも毒のある雰囲気をまとっていて、人を寄せ付けないオーラを放っている。
繊細で純粋な心を守ろうとするために、虚栄心が強くなり、プライドが高そうだという印象を周りに与えてしまう。
キャラクターも全然明るくなく、無口で陰湿。人気者とは程遠い。
平和主義で正義感が強い性格ではあるから、争いごとは起こさないけど、サービス精神や協調性が欠けているので、何かとトラブルのもとになってしまう。

 

心宿は、毒を吐かないでいると、自分の中にどんどん毒がたまってしまって、それが性格や雰囲気、そして人生にまで影響を与える。だから、一人でもいいから、本音を吐ける人が必要。