周りを信用できなかった遣都が、まず言動を変えることで自分の心を少しずつ信用する。
周り全員をライバル視していたけれど、ある出逢いから他を認めるようになる。
周りを信用し認めることで、心はフッと楽になり、その隙間に感謝の念が湧き始める。やがて自分も他人も愛するようになることで、その幸せは途切れることなく螺旋状に押し寄せる。
人生はそこで終わりではなく、ここからが本番なのだ。
さぁ、次の一手は。それを遣都に丁寧に伝えた。それが最短距離で駆け上がっていくための梯子になれば良い。

要は俺の助言のおかげで遣都が浮上した
そしてまた新たな言葉を授けたってことだよね