なんか無駄にかっこいい星野源

J-WAVEで放送中の番組「ZOO ZOO ZOO」。この番組では写真家・奥山由之と、never young beachのフロントマン・安部勇磨が、ゆるいカルチャートークをお送りしています。
12月16日(金)のオンエアでは、「初めて味わった挫折」をテーマに語り合いました。

まず奥山が、5年ほど前に「すごく勉強になった」という、“被写体の人に言われて一番覚えている言葉”について話しはじめました。その人物とは星野源さん。
奥山が星野さんを初めて撮影したときのことだそうで、多摩川沿いの河原が撮影場所でした。

「星野さんがウロウロと歩いていて、たまたまよろめいた瞬間に、背景のバランスに対しての体が斜めになった感じっていうのがすごいカッコよかったわけ。
でも俺、その瞬間を逃しちゃって…。『星野さん、ごめんなさい。斜めの感じをもう一回いいですか?』みたいなのを言ったときに、全然トゲのある言い方じゃなく、
星野さんは普通に返答としてボソッと『理由がないとできないな』って言ったの」と奥山。

その一言からハッとして、「“なんとなく”はよくない。一緒に作っている人たちに、“なぜそういうことをしなきゃいけないか”っていう理由を説明できる限りはするようにしよう」
と奥山は思ったそうです。