>>295
拝聴した
「人間が大好きなこわれた妖怪の唄」の女性ボーカルアレンジ

概要
ホロライブなるプロダクションに所属するバーチャルYouTuber
即ち、俗にいうVTuberにして宝鐘海賊団船長という肩書をもつ
宝鐘マリンちゃんが、ビートまりおの誇る往年の名アレンジ曲
「人間が大好きなこわれた妖怪の唄」をカバーするものである

いうてぼくはホロライブについて殆どなんら造詣も無いもので
ひとまず「ある女性がビートまりおの曲をカバーしたもの」と
解釈して評価せざるを得ぬことをご容赦願いたいところである

そもそも地声が高いとはいえ、男性が歌う曲のカバーとあって
歌い手の女性は率直に言ってかなり苦労しているように見える
特に再低音部分にて本来の声域限界を下回って苦しそうである
その一方「プロとしての意地」のようなものがあるのだろうか
苦労を前に出すまいと、余裕をにじませているのが健気である

なお、以上のような「抑圧」から解き放たれるためであろうか
自分の得意な音域に戻ると一転、生き生きするのが可愛らしい
当初、歌い手の為に「もう少しキーをあげたげればいいのに」
と思ったのだが、曲の最も主要な部分においては最適であろう
言うても非常に広い音階をカバーできる歌手、ビートまりおの
難しい曲のカバーを任され、必死に食らいついている感があり
その「一生懸命さ」にまずもって好感を覚えざるを得なかった

なお、声質的には「チョッパーじゃねーか!」の一言に尽きる
もしくは円谷光彦である。アイデンティティの人がやっている
悟空の物まねに匹敵するぐらい似過ぎていて草が生えてしまう
アニメワンピースやアニメコナンの将来は安泰である

講評
そも、ぼくは宝鐘マリンちゃんについてなにも知らないのだが
エゴサー的なものをかけてこいつの素性を暴いてやったところ
・海賊に憧れる山賊
・スーパー貧乏
・コスプレ女
・酔っぱらったようなやつ
・ウザキャラ
・地雷
・さわるものみな傷つける
・下ネタおば…お姉さん
などあまりにも不穏なパーソナリティが立ち並び戦慄を覚えた
特殊性癖のお兄やんらの歓心を買うことに特化したのであろう
非常にそうましいキャラだと言わざるを得まい

これくらい尖ったキャラ付けをしないとやっていけないほどに
競争過多な業界はフロンティアどころか彼岸島だとぼくは思う

なお、今般クッソ無駄に数が増えまくったVTuberさん達の中で
なして宝鐘マリンちゃんが幻想郷に接近してきたかについては
「このそうましさ、実に東方キャラっぽいやろ?」と考えると
妙に納得してしまう自分がくやしい…ビクンビクン

色々調べてみると、彼女が幻想郷に乗り込んでくるにあたって
一部の東方厨とVTuber厨の間で互いに「すり寄ってくるな」と
罵りあう一悶着があったようだがオタク界隈の通過儀礼だろう
好きなだけ殴り合った後に、和解できればいいなと思う