その９です
探検
お前らが推薦した東方二次を俺が購入していくスレ
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その９です
わかるが？
>>99
他の作品と比べてコメディテイストが高いのは事実
一応合同誌の趣旨を慮って、蓬莱山のうんこから小人の骨が検出される
蓬莱山が小人を食すというのは、ぼくは初耳
前スレ>>925の東方自然癒はやらんの?
このダンジョンの特徴は以下のとおり
・ＨＰがゼロになっても直前のフロアからやり直せる
・その際レイプされたことも無かったことになる
・やり直しで戻ったフロアで更に敗退した場合は同じフロアでやり直しになる
・よって敵に囲まれた状態で次のフロアに進み敗退すると実質詰むこともある
・ゴミのようなザコ装備品しか出現しない
・生産の秘薬、変化の秘薬、合成瓶、お茶の陰陽玉は１度も出ない
・八方陣や連打という微レアな御幣がかなりの確率で出現する
以上の特性からこのダンジョンの攻略法は「逃げ回る」の一点に尽きる
逃げるのに失敗してやられても無限にやり直しできるからである
直前のフロアからリスタート、というのがミソで
階段がすぐ近くに出現するまで何度も何度もやり直すという卑怯な手もある
実際ぼくもあまり脳みそを使わずこのやり直しをガンガン利用した
本ステージはその無限のやり直し要素から「プラクティスダンジョン」という
性質が性質と思うのが、正直ぼくはこのゲームの他ダンジョンにおいて
「逃げ回る」というのは余り賢い選択ではないと考えている
このダンジョンのしきたりに慣れてしまうとかえって他のダンジョンで
辛い思いをすると思う。霊夢ちゃんがレイプされまくっていいならいいけど
アイテムの使い方を学ぶダンジョン、としても正直中途半端である
戦法が逃げる一択だし、そもそも排出されないアイテムが多すぎて勉強にならない
本作のダンジョンの「面白さ」をぼくの中でランク付けするなら以下のとおり
１謎の洞窟(持込可な代わりに最初から敵がクッソ強い）
２博麗のワレメ（武器が一切出てこないダンジョン）
３妖怪の巣窟(持込可、オーソドックス。素潜りで突破)
４右の洞窟（妖怪の巣窟と似たような感じ）
５井戸（前半敵多すぎ、後半敵強すぎ）
６賽銭箱（アイテムが一切ドロップせず売店で買うしかない）
７ニュー淫ピダンジョン(何度でもやり直せるがクソザコアイテムしか出ない)
これ以外にもまだダンジョンってあるのかな
https://i.imgur.com/nP2olBD.png
「対価を支払ってエンターテイメントを提供する」というのがゲームの本旨なら
少なくとも本作は非常に"親切"で"良心的"だったと思う。歯ごたえありまくり
ぼくとしてはムキになり意地となって糞がアアアアって感じてやってたけど
そういう気分にさせてでも最後までやり遂げさせようとする微妙な挑発ぶりは
やはり長年のゲーマー歴で培われた作者さんの功夫の賜物なんだろうなあ
爽快感とか楽しさという意味で記憶に残るゲームであると、もっと嬉しかった
長らく上記のゲームと格闘していたのでこれからちょこちょこやっていく
ただし、既にいくつかのゲーム推薦が立て込んでいるのでクリアする自信はない
オリジナルキャラが東方キャラと協力して異変解決を目指すＲＰＧと思われる
あらすじ
突如として植物たちが力を失い、枯れ果ててゆくという異変が発生した幻想郷
「植物の声を聴く程度の能力」を持った心優しき植物の妖怪（仮）ハッサンは
大切な仲間を救うため銭ゲバ巫女やジゴロ魔女の助けを得て異変に立ち向かう
講評
オーソドックスと読んで憚りないであろうアクティブタイム型のＲＰＧであり
幻想的で悲し気な雰囲気が、古き良き時代のスクエアの諸作品を彷彿とさせる
中でも最も強く影響を受けているのは「ロマンシングサ・ガ」だと思う。多分
シンボルエンカウント制度や「陣形」という概念から、そのように推察される
ゲーム難易度としてはかなり簡単な部類。まだ序盤だから当然だろうけれども
陣形やパラ振り、合成の要素、不思議なメダルっぽいもの、隠しボスの匂い等
非常に多岐にわたる要素が盛り込まれており、「やり込み系」の予感は感じる
主人公のオリキャラ、瀬笈葉ことハッサンちゃんについては正直好感が持てる
まっすぐで心優しく、一生懸命だがかなりのアホの子というキャラクター性は
決してステレオタイプでマッチョな主人公像に当てはまる存在とは言い難いが
かえってその「微妙な心細さ」がカギとなり、一癖も二癖もある登場人物達が
結束を固めていく。すなわち、強力なワンチームの楔となるような存在なのだ
例えば「けいおん！」の平沢唯などを彷彿とさせる立ち位置だと、ぼくは思う
周りを人々に「こいつを支えなきゃ」と思わしめる魅力を持ったキャラであり
ある意味「理想の妹分」「公共の妹分」とでも言うべき存在ではないだろうか
本来東方原作では本居などが率先してその役割を担うべきであった所だろうが
やつがあの体たらくなため、実質「東方原作に無いタイプのキャラ」と言える
故に、オリキャラが主人公であることについて何らマスターベーションなどと
罵られるような謂れはなくむしろ清々しい気持ちで受け入れられるものだった
だが、それとキャラ性能とは別である。ハッサンはその、なんだ、クッソ弱い
言うてぼくの割と好きなゲーム『幻想水滸伝３』にでてくる領主さまのように
最初クッソ弱いけど大器晩成で強くなる的なタイプの主人公も確かに存在する
ほんと嫌いなキャラじゃないだけに、ハッサンの今後の成長には期待している
というかそれなりに愛でており、死なないよういい装備も回している所なので
強くならなくてもせめて「キーファ種」にはなってほしくないところである
余談
ゲームバランスは申し分ないが、フィールドの作りだけはどうもいただけない
少々無駄に広すぎて敵の密度が薄い気がするし、分かりづらいことも多々ある
というかですね、アリスの家が見つかるまでマジで小一時間かかったよ（憤怒）
なお先にも述べたように、ゲームのご推薦が非常に立て込んでいる状況である
ゲーム関連のご推薦はいったん保留の上、順番を飛ばさせていただくこととし
その他の作品を閲覧しながら、順次時間がある時にちょこちょこ進めていく
二次イメージまで入れると多々良小傘さんのソレには近いかもしれん
その心配よりまず最後までモチベが続くかをご心配賜りたいところ
一体どれくらいクリアまでに時間がかかるのか分からない手前
あまり待たせるのもアレなので近々巫女さまにも手をつけていこうと思う
幻想少女対戦は結局実況とかで見ちゃってるので保留予定
このゲームのキャラだったのね
妖怪退治ちゃん鉄壁の処女クリア乙
えらいっ（北野武）
大分先だけどとあるルートでの霊夢の台詞が好きなんだよなあ
しかし小傘ときたか...
https://www.pixiv.net/artworks/69766305
拝聴した
「弾幕アマノジャク」に係る鬼人正邪の逃避行をゆるいタッチで描いたＰＶ風アニメ
あらすじ
東方輝針城の後日談。口八丁で神妙丸を焚きつけ、秘宝「打出の小槌」の能力を行使
反逆の意志を持った道具達の暴走という方法で幻想郷秩序の破壊を目論んだ鬼人正邪
霊夢さんらいつものアレの活躍により、その野望は完膚なきまでに粉砕されたものの
（針妙丸だけに）神妙にお縄についた針ちゃんとは逆に正邪はなお遁走を続けていた
正邪に残された最後の希望は、小槌の魔力を宿した道具達を集めての再決起であった
だがそのガバガバな計画も露見し、遂にトサカにきた管理者からは指名手配を食らう
果たして正邪は、欲の皮つっぱらかして襲いくる有象無象の刺客たちを返り討ちにし
幻想郷に起こる革命の夜明けを、その目で見ることができるのか…！？続きはwebで
講評
そもそも「弾幕アマノジャク」自体がＩＦストーリー的でフワフワしたものであるが
本作はソレに輪をかけてフワフワしている。ハッキリ言うと舞台設定がよく分からん
というのも「弾幕アマノジャク」には一切関与していない筈の旧地獄勢が登場したり
（一時身を隠すために地底に潜伏したと拡大解釈するにしても、かなり無理がある）
時系列的に考えてどうしても辻褄の合わない清蘭が「団子屋」として登場していたり
比那名居や萃香のようなガチ勢と紅魔館や神霊廟、命蓮寺とで温度差がありすぎたり
正邪退治の大本命だった筈の霊夢さんが、うたた寝中の正邪を実質的に見逃してたり
むしろ魔理沙がまるで紫の右腕のごとく協力をしていたり、色々と不可解な点が多い
そもそも幻想郷の「管理者の一人」にすぎない紫のケツをしばいて満たされる程度の
ゆるい反骨心であれば、最初から正邪は「お尋ね者」にならなかったのではとも思う
てか、ゆかりんのプリケツをしばきたくない人（妖怪）は、幻想郷にはいないと思う
色んな意味で。ほんと色んな意味で。マジで色んな意味で。くどいけど色んな意味で
言うても本作が「原作を忠実にアニメ化したったｗ」という趣旨で無いことは明白で
むしろ原作をモチーフとした「私の好きな幻想郷」的なプロモーションの要素が強い
スタイリッシュで手癖の悪い正邪と共に、幻想郷を旅しているかのような作品なのだ
決して善良な村民ではないが、正邪は正邪なりに今の幻想郷を愛し満喫しているのだ
そのテロツーリズムの犠牲になった清蘭らには「お気の毒に」としか言い様が無いが
ただそうした世界観の説明が冒頭に無いので、合点するまでに少々戸惑ったのも事実
「うるせえ！見ればわかるだろうがい！」ってのは全くもってごもっともではあるが
ライトリスナー達に咀嚼される前に「なんかよーわからんな」でプイッとされるのは
クリエイターさんにとって大変勿体ないことだと、ぼくにはそう思えてならないのだ
映像表現でも文字表現でも、もう少し最初に状況説明、趣旨説明があると良かった
余談。以前ご推薦賜った『東方の些細な日常月面ストーク』の作者さんだと思われる
当該作品や本作を拝謁し、改めて、作者さんは「無音」の使い方が上手いなと感じる
ご自身もそれを理解し、意図的かつ効果的に活用していると思われる節が多々あった
そもそも我々の生活において四六時中何らかの「音」は耳に入って来ていると思うが
一方それらを常に知覚しているわけではなく時に無意識に情報として取り入れている
じゃけん「無音」の瞬間は、かえってそれ以外の情報に集中している時でもあるのだ
翻って鑑みるに、本作冒頭に起こる約十秒の「無音」は、かなり大胆な演出であるが
少なくとも、視聴者を映像世界の中にグッと引き入れることには成功していると思う
ただ繰り返すが"どこに引き入れられるのか"が分からなければリスナーは身構えるし
てかそれ以前に「あれ？ヘッドフォンの故障かな？」「エンコ―ドミスかな？」等と
不安になることは１視聴者の立場から報告申し上げたい。フェードインも少し急ゆえ
以下、ぼくが本作の中で好きなとこベスト８
第１位 正邪さんが隠れ巨乳なとこ
第２位 反転能力で清蘭が逆方向に追いかけてしまうやつ
第３位 比那名居の健康的なヘソやたらセクシーなおかみすちー
第４位 赤蛮奇ちゃんと一緒にウェイトレス（「聖徳銭」らと同じ設定なのは偶然？）
第５位 比那名居の健康的なへそ
第６位 ゆかりんのケツ
第７位 紫苑のクッソ貧乏くさいポッキーの食べ方とドン引きする正邪
第８位 脇を隠す神子（乙女の恥じらい）
拝聴した
中国産艦船擬人化育成ＳＴＧ「アズールレーン」に登場する「夕立」なるキャラの
持ち曲？を、東方原曲の風にアレンジしたもの…だと思われる。多分
概要
そもそもぼくアズールレーンを触ったことすらなく原曲を存じ上げないのであるが
メインメロディがさほど改変されてないとするなら元が「東方っぽい曲」だと思う
さらにそれを「ＺＵＮペット」や「ＺＵＮピアノ」に置き換えたものが本作なので
ある意味では、「似ているべくして似ている」と申し上げるほかないところである
…て言うと「東方っぽい曲などない！東方曲だって元々何かの模倣だろうが！！」
と信じてる諸兄もいらっしゃるだろうし「ある意味」そうかもしれないとは思うし
話がこじれそうだし、そもそも個々人の価値観であれこれ言っても非生産的なので
当該ご意見ご指摘に対しては、あらかじめ「うるせー馬鹿」とだけ申し上げておく
講評
あくまでも、個人の主観に基づき、表象的かつ二者間だけの感想を申し上げるなら
曲調自体「時代親父とハイカラ少女」「古きユアンシェン」「ルーズレイン」等々
いくつかの…というより、いくつもの東方原曲を彷彿とさせるものだとぼくは思う
特に、多くの東方厨たちが想起せしめられるのが「アンノウンＸ」ではなかろうか
https://www.youtube.com/watch?v=pApHyfpg26Y
※一応参考。「アンノウンＸ」
なお、この曲が似合う東方キャラベスト５を考えてみた。ランキング好きだなぼく
第１位 霧雨魔理沙
理由：強さとしぶとさをかねてそうなところが
第２位 鬼人正邪
理由：反抗的で食らいついたら離さなそうなところが
第３位 青娥娘々
理由：軽快さの中にダークさがあるところが
第４位 今泉影狼
理由：アグレッシブでどことなく夜の雰囲気があるところが
第５位 橙ちゃん
理由：すばしっこそうなところが
余談
アズールレーンと色々と比較されがちな某「お舟」において「夕立さん」と言えば
いっつも「ぽいぽい」言ってる、頭にのし袋の紐みたいのを乗っけた金髪ロリ幼女
…だったと思う（批判は甘んじて受け流す）が一方アズールレーンの夕立さん？は
どこぞの白狼天狗を彷彿とさせるような、凛々しめの出で立ちをしていらっしゃる
何となく初春さんを彷彿とさせる麻呂風眉毛や正直うるさい肉球アピールが特徴的
同じ駆逐艦をモチーフにしながら、膨らませ自体は随分と異なるものだと思う一方
確かお舟の方でも「ぽいぬ」とかいうタグがあった気がする（うろおぼえ）あたり
「犬っぽい」というインスピレーションは被ってるのか、パクってるのかｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ
ソロモン海戦の獰猛な働きぶりがドッグファイトを彷彿とさせるからなんだろうか
ともあれ「秘封は糾える縄の如く」推薦
CardQuest2 妖怪バスター・アカネ
「東方関係ない」「ゲーム」ですが、どことなく東方リスペクトが感じられるので推薦
ガイジ過ぎるだろ
https://m.youtube.com/watch?v=HrLyxwgcTng&;t=7974s
涙が出、出ますよ・・
無意識レクイエム
https://m.youtube.com/watch?v=eHcHjcV8SNY
正邪にふいをつかれて情けない格好で逃げる紫にはムラっとした
はーしぇんさんの小説を拝読した
とあるＭＵＲＡＢＩＴＯが暗い過去をほじくり出されながら食される小説
あらすじ
深い森の中に迷い込んだ男。古びた洋館に辿り着き、館の主に助けられる
館の主―。親切な少女は男に茶を振舞うが、その中は睡眠薬がてんこ盛り
次に目覚めた時、男の四肢は解体され料理に姿を変えて食卓に並んでいた
幻想と狂気の狭間で、少女は男の命そのもの賞味するため過去を暴き出す
男は、幻想郷の人里でもわりと大きな商店に「次男坊」として生を受けた
男の精神には幼少のころから寂しさと孤独、嫉妬が渦巻き、歪んでいった
生来決して魯鈍ではないが、自分より遥かに優秀な兄が先に生まれており
世間体と見栄に生きる父親はその愛情を嫡男である兄に一心に注いだのだ
そんな男が思春期を迎えたある夏のこと。店の手伝いで客の家を訪ねると
清楚な少女が男を出迎え、西瓜や麦茶を振舞い、優しくねぎらってくれた
兄の影で人の温もりに触れてこなかった男にとって、それは初恋となった
だが後に、その少女こそほかならぬ兄の許嫁（いいなずけ）だと判明する
兄と少女とは既に恋仲だった。またもや、戦わずして兄に敗北してたのだ
親の愛も栄光も恋も、酷薄な運命に疎外され、手に入れられなかった男は
ついにその手で簒奪を目論む。兄に大恥をかかせ失脚させようとしたのだ
その幼稚な計画は兄の家督襲名披露にして結婚発表の席を前に決行された
一応の成功を見たもののすぐに露見し、面目を丸潰しにされた父親は激怒
心ある女中が救出するまで、男は暗い蔵に幽閉されたまま放置され続けた
だが、孤独な蔵の中で男が培っていたのは、反省などではなく固執だった
家督や栄光は最早無理でも、少女の肉体だけは諦めることができなかった
手に入らないならせめて、兄のものとなる前に自分の手で汚そうと思った
だがその凶行も、少女の激しい抵抗で未遂に終わり、男は遂に追放される
季節は流れ、ある意味解放された男がスラムで細々と暮らしていたある日
偶然にも兄と、大きな腹を撫で幸せそうに歩く初恋の人を見かけてしまう
蓋をしていた感情の奥底からどす黒い溶岩が噴きだした男は、二人を惨殺
そのまま夢我夢中で人里を逃げ去り"地底"へと逃げ込んでいくのであった
講評
凋叶棕さんによる二次アレンジ曲「マッドパーティー」を題材とした小説
…であるが正直「あれ？マッドパーティってそんな曲だっけ？」と思った
あれは魔法の森に迷い込んだアホＭＵＲＡＢＩＴＯを保護した魔理沙譲が
叱る代わりに威嚇して脅して帰す"かわいい曲"だと、ぼくは解釈していた
小動物めいた習性に定評のある魔理沙が猫パンチで人間を追い払う…的な
本作の"真の主人公"は魔理沙ではなく、魔理沙に擬態したさとりであるし
恐らくその肉体も心も解体されてぺろりと平らげられているように見える
（その後うんこと化しケツから出てくる展開は無くて助かりましたﾆｯｺﾘ）
じゃけん「ティアオさんにインスパイアを受けました！」とは言うものの
当のティアオさんが見たら「お、おう」ってなるんじゃないかってくらい
好き勝手に、自らの趣味世界へ牽引していらっしゃるようにも見えるのだ
ＺＵＮはんの世界観がある意味で二次創作の「食い物」にされるのと同様
二次創作も三次創作の餌食になっていくんだなっていう食物連鎖を感じた
作品について。耽美にしてどこか「男」に同情したくなる普遍性を感じる
ただその普遍性は、「現実世界の自己の体験を基とした同情」というより
むしろこれまでに見てきたいくつもの作品の中で培われてきたものである
即ち兄弟が一人の女性を取り合い、敗北した方が歪むというストーリーは
『エデンの東』『からくりサーカス』等々、枚挙に暇がないほどに存在し
それ自体は、最早そこまで「斬新でセンセーショナル」とは言えないのだ
じゃけんこの部分に心血と工夫を注げば更に個性的な作品になったろうが
マッドパーティーに準えるというもう一つの目的に誠実な努力をした結果
そこに尺を取られ、相対的に希薄になってしまっているような気もした
オリキャラ×１、主人公×２、紅キャラ×１、永夜キャラ×２と非常にバランスが悪い
まあそれはいいとして、正直なんだかなあ…の方のバランスの悪さはキャラ性能である
操作性の悪さ、ショートカットの無さ、詠唱時間というあんまおもんない要素
という３点から、本作はたいへん「スペルカードを使うのが面倒くさい」
よってボス戦だろうがなんだろうがボタン連打で殴っているのだが
時々ダメージが１しか通らない敵が出現する
この敵に対して咲夜、うどんげはダメージ通せるスペカを持っていない
ベネットに言わせばマジで「ただのカカシ」である
ハッサンは一応ダメージ通るけどクソザコ過ぎて論外
「正解の属性」でしかダメージが通らない仕様のＲＰＧってごくたまにあるけど
ぼくはシラフで「なんでこんな仕様にしたの…？」と製作者に訊きたくなってしまう
"ダメージが通りにくい"のは別にええねん。なんで"ダメージを通らない"にするの？
ぼくに言わせれば残り体力等と相談した"ゴリ押し"だって立派な戦略だと思う
あーでもないこーでもないと"正解"をイチイチ探すことだけが戦略では無いはず
早速もって気持ちが折れてきた
色々なステータス要素等はあるものの基本的にシビアな詰み将棋感は別にない
尤も詰み将棋のようなＲＰＧが面白いともスタイリッシュとも思いはしないけれども
操作性、システムの部分で「面倒くさいなあ」という思いが強くなってきてしまった
やってないからあるのかどうか分からないけど
クソザコ感想は意外
購入した
同人作家アリスが周囲に翻弄される一般向け漫画。なお、前スレでご推薦賜った
「れいうじうつほがすてみでおそいかかってきた」の作者さんによる作品である
あらすじ
特に華があるわけでは無いが、定期的な投稿を絶やさない堅実さが売りのアリス
丁寧とは言えないもののネタ見つけから仕上げまでが素早くタイムリーな魔理沙
遅筆ながら独自の世界を確立した作品を産みフォロワーも多い本格派のパッチェ
三者三様の個性を持ちながら互いの良さを認めあい、補いあう３匹の魔女たちは
幻想郷の同人界という魔境オブ魔鏡でサークルを結成し細々と活動を続けていた
だが、そんな平穏と充実に満ちた日々に「時の経過」という名の魔物が牙をむく
長年活動を続ける内、気がつけば三匹とも"そこそこいい年齢"になっていたのだ
あの霊夢さん（即売会主催者）さえ、今や一児の母。えびす顔で子育て中なのだ
夏コミに向け新作の内容を詰める会議の場で、まず魔理沙がおもむろに口を開く
「近々結婚するからサークルを抜ける。こっから先は二人だけで頑張ってくれ」
動揺が悟られぬよう目を泳がせながら祝福するアリスを、パチュリーが追撃する
「持病で体力が落ちてるし、商業の仕事もある。同人活動のペースを下げたい」
ちょっと待ってと懇願する隙も与えず、話の方向はサークル解散へと傾いていく
数少ない友人達の心変わりで、ただ一匹魔境の中に取り残されてしまったアリス
精神は耗弱。バイト（人形劇）中もブツブツと悩みが漏れ出しキモがられる始末
日に日にやさぐれる心。そんな折ツイッターのフォロワーからエロ絵リクが届く
そもそもＫＥＮＺＥＮ作家にエロリクをする時点で下手すればブロック案件だが
最早アリスに冷静な判断力もクソアスペを拒絶する気丈さも残ってはいなかった
「ひょっとしたらこれが新たな創作意欲、境地への入り口となるかもしれない」
そんな思いで投稿したエロ絵が、なんと過去最高評価。そして地獄の門が開く
エロ同人いけるんやん！と錯覚したアリスは早速次回のコミケに向け制作に入る
最初の内は巨根、巨乳などインモラルな世界観を描き殴る楽しさに浸っていたが
すぐに飽き、合体の擬音や白濁液を延々と描く自分に対し嫌悪感さえ生じ始める
そも、ほのぼの系微百合が趣味のアリスには汚っさんを描くこと自体苦痛なのだ
遂には現実と空想の区別が無くなり、バイト中に隠語をまき散らしてクビとなる
そしてアリス渾身の迷作「爆乳ふたなりメイド尻姦～白濁ぶっかけ祭～」が降臨
絶望的な「ｺﾚｼﾞｬﾅｲ感」と拭い去れぬ不安を抱えて挑んだコミケは、無事大爆死
昼を過ぎても一向にハけないエロ同人を前に廃人と化したアリスは宅配さえ忘れ
泣きそうな顔で大量のダンボール箱を乗せたカートを押し家路につくのだったﾄﾎﾎｰ
講評
……という夢をみたのじゃ。というのが本作のオチ。救いがあると言えばあるが
そもそも本作は作者さん自身の実体験を基にしていると思わしき部分が多々あり
どこまでホッとしていいのか分からない点が、そんじょそこらのホラーより怖い
こんな重たく切なくいたたまれない気持ちにさせられた実話系の東方二次創作は
ぼく史上では「さとり様の尿管にこいしができる話」以来の暴挙である
ただ一つ言わせて頂きたいが、ぼくは「二次創作」には４つの意義があると思う
１ いずれ商業界やオリジナル作品に羽ばたくための登竜門。プラクティスタイム
２ 窮屈でマネー至上主義の商業界では実現不能な、自由で豊かな創作活動の実現
３ １とか２とかどうでも良いから、好きな世界を好きな仲間たちと共有したい
４ １～３なんかどうでも良いけど、とりあえず儲かるからやっている
怖れながら、以上４号のいずれにも当てはまらなくなってしまった二次創作活動は
ただただ辛いだけな気がするので、いったん距離を置くことがよろしいかと存ずる
なお、儲かるとか儲からん以前に、作者さんは作品の価格設定が異常に安いと思う
というか、現在２２円で売ってらっしゃる作品まである。東南アジア在住なのか？
なんというか、こう、「自分を安売りしないでください！！」とビンタしたくなる
てなわけで支援の意を込め、推薦ではないが「ごぶさたぎみの赤蛮奇」を購入した
なかなかぼく好みのおっぱいで良かったですよ？長いおっぱいってロマンあるよね
>>135
確かにメアリー・スー的な要素はある
純真で純朴なハッサンが中心にいるおかげでやさぐれた東方キャラたちが
少しずつ朗らかに変化していく…みたいなキーパーソン感が感じられるし
そもそもマスパを見様見真似で習得する点に潜在的な強キャラ感もある
ただ、そういう「セリフ・シナリオ上の設定」とは相反し
現実問題としてこれまでのハッサンは悲しいまでにクソザコ戦力外である
うどんげをかかし呼ばわりしたが、一部の特殊な敵意以外ではちゃんと活躍する
対してハッサンはいかな敵に対してもわけへだてなくクソザコである
そして、そこがかわいくもある
・やたら一次創作の登場人物に愛される
・やたら一次創作の登場人物たちに崇敬される
・やたら謎めいた特別な出生を持つ
・やたら強キャラ感がある
これらがメアリー・スーの要件なら正直けっこうハッサンはあぶねえ線を歩いてると思うが
メアリー・スー自体、その作者たるポーラ・スミスの生んだ一種のジョーク概念であって
「メアリー・スー」そのものが悪いとは一言も言及されていないとも思う
翻ってくりかえすが、ぼくはハッサンというキャラはこれまで決して嫌いじゃない
というかほんとけっこう好き
よっぽど今は猫被ってて、本当は頭悪いフリしたクッソ邪悪なキャラでしたー
とかなら考えを改めるかもしれないが
なんかゆうかりんの親戚のような気もしてきたのでその線も疑ってはいる
東方退魔録さわってみた
霊夢ちゃんが妖怪退治に出てえらい目にあうエロＲＰＧである
あらすじ
共栄とまではいかないまでもそれなりに妖怪と人間がうまくやっていた幻想郷
だがある時、妖怪（特にちんこついてるやつ）が凶暴化するという異変が発生
人間サイドに多くの犠牲者が発生してしまう。多分本居とかやね（脳内保管）
犠牲となった本居の墓の前で静かに手を合わせ終えた霊夢ちゃんは心に誓う
「ちょっと幻想郷救ってくる」と
講評
以上、非常にサクサクっとしたＯＰがテンポよく終わったのは素晴らしいのだが
あまりにサクサクしてたのでＭＵＲＡＢＩＴＯが言ってたこと全部聞き飛ばした
で、洞窟に潜ったら、いきなりとんでもないことになった
https://imgur.com/sGay1Q7.png
※とんでもないこと
だが何とか勝った
https://imgur.com/PsInpP8.png
※自分でも信じられない
けど恐らく装備を整えるとかレベリングするとかなんか必要な準備があるのだろう
もう一回最初からやり直して今度はＭＵＲＡＢＩＴＯの言ってたことちゃんと聞く
絵柄について。なんとも懐かしみに溢れる９０年代型のデッサンの狂い方である
最近ではこのタイプの絵柄はめっぽう減ったのではないだろうか。嫌いではない
ＯＰ＆フィールドの春色小径は結構好きなのだが、それ以外のＢＧＭが明らかに
「ＲＰＧツクール和」に、デフォルトで入ってる奴の使い回しで済まされている
なんというか、この「必要ないところには一切労力かける気がない」的な潔さが
逆にすがすがしく感じられてきた。自然癒を優先しつつ、ちょこちょこ進める
ぽて氏の作った吉兆のキーホルダーがなんとはいわんが原作に忠実で笑ったわ
この状態で勝つにはもう尿酸で敵を溶かすしかないだろ…
拝読した
夢に関する都市伝説をばら撒いた菫子がそのツケを払わされる一般向け漫画
あらすじ
菫子は夜ごと不気味な夢を見ていた。それは古い電車に乗っている夢だった
行き先も知れぬ電車の中で不安げに揺られていると、車内アナウンスが入る
しかし無機質な声で車掌から告げられるのは、「次の停車駅」などではない
えぐり出し、挽肉…。およそ駅名とは思えぬそれは、乗客の処刑予告である
ある者は目玉をえぐりだされ、ある者は人体を切断され、順番に減っていく
…だが実はこれ他ならぬ菫子自身が作った都市伝説の筋書きそのものだった
自ら作り出した都市伝説の中に、今まさに菫子は取り込まれていたのである
そして「ほじくり返し」が予告された時、ついに菫子の処刑順が回ってくる
さりとて、素直にやられる菫子ではない。車内を逃げ回る大立ち回りの末に
とうとう電車の上で成り行きを見ていた「夢の管理人」のもとへと辿り着く
菫子は夢の管理人の権限を以って直ちにこの悪夢を終わらせるよう求めるが
時すでに遅し。すんでの所で処刑が執行されてしまう
こうしてほじくり返されたのは菫子の未開発の性器……ではなく「黒歴史」
中学生のころ、友人にダークウェブと称して２ちゃんねるのＵＲＬを教え
耳元でそっと「Welcome to Underground」囁いたあの忌まわしい記憶だった
顔から火が出る勢いでほぎゃああああとなり、精神に大ダメージを負う菫子
だが尚も菫子のターンが続き、黒歴史がほじくり返されあぶり出されていく
いっそ殺してくれ…そう思った矢先、頃合いを見た夢の管理人は真実を語る
ドレミーは激怒していた。菫子が夢に係る都市伝説を創作し流布したことを
菫子の作った都市伝説は人々を恐怖に陥れ、既に犠牲者まで発生させていた
菫子は、不可侵で安寧な夢の世界に異物を持ち込んだ。そういう罪人なのだ
もちろん、この都市伝説は菫子一人の力で広く浸透していったわけではない
便乗したカスの名を吐けば、命は助けてやる。ドレミーは交渉を持ちかけた
だが菫子は断固拒絶する。当然大切なオカルト仲間達を守るため…ではない
この「都市伝説」は自分が一生懸命考えたものだ。だから自分だけのものだ
誰にも手柄は渡さん。殺すなら自分だけにしろ。…早い話、マジキチである
呆れながらもその覚悟だけは感心したドレミー。許す気など毛頭ないものの
ならばと、ある意味もっと辛い方法で罪を償わせることにする。続きはwebで
講評
２０００年代の初頭に微妙に流行した「猿夢」をモチーフにした作品であり
上述の「Welcome to Underground」も同時期に発生したＡＡが元ネタである
察するに、宇佐見菫子さんは２０００年頃に中学生だったということになる
早苗さん等より７～８歳くらいは年上ということになり「東方深秘録」等と
矛盾するが、その辺の細けえことは敢えて豪快にうっちゃっているのだろう
パワフルな展開運びで独自の世界観を築いているタイプの作品だと思われる
犠牲の発生を厭わない噂を創り、あまつさえ踊らされる愚民を見下す菫子は
妖怪じみたエゴと能力を持った存在として描かれているように見られる一方
自ら生んだ都市伝説への強烈な帰属意識は、一種の深い情も感じさせられる
結果的に菫子は自分で自分の都市伝説を「台無し」にせしめられるのだが、
ある意味、不埒を犯した子を自らの手で殺める母の構図に似たものも感じた
絵柄は、非常に個性的である。全体的に四角い。涙目にこだわりをじられた
余談。個人的趣味を言わせてもらえば、「猿夢」自体、ぼくは陳腐だと思う
まず、ゲゲゲの鬼太郎の「幽霊電車」の話にインスパイアされてる感があり
「恐怖」という一つのベクトルに向けて、内容があまりにも整然としている
「聴く人を怖がらせよう」という方向でよくまとまっており創作くさいのだ
夢はもっとこう、先のアリスの様に支離滅裂で断片的な方が不気味だと思う
だが逆に言うと、本作のように「夢」を一つのフィールドとして扱う分には
非常に便利な基盤（設定）であり、それが「猿夢」の流行を生んだのだろう
「きさらぎ駅」伝説その他「猿夢」の影響を感じさせるミームは少なくない
秘封の二人ならきさらぎ駅にたどり着きそう
雑に言うと境界暴きと都市伝説と異能の眼と金髪と黒髪の女子大生が出てくる百合
一話だか二話だかをたまたま見てもろ秘封じゃねーかと思った記憶がある
https://www.pixiv.net/artworks/83561457
読んだ事は無いが仮に秘封をオマージュにしているならそこは正直に言ってほしいとは思う
まるでイチから自分で考えましたみたいな体は良心にかけても卑怯じゃないかな
東方は特にその辺がおおらかなわけで
まあ東方に限った話ではなくはっきり何かに影響を受けたものは正直に言うべきだしそれを咎めてもならないと思う
ただあまりよってたかって模倣されると原作者の知財価値が目減りする気もする
それとこれとに関わらず作家は自分の作品に胸を張るためにも
良心にかけてシラをきるような真似だけはやめてほしい
145ではネタ的にわざとらしい書き方したけどほんとにそのまんまではないし
作者は百合とSFの文化圏にいる人で本人も言ってる通り百合✕ネットロア（きさらぎ駅とかくねくねとか）✕ストーカー（とS.T.A.L.K.E.R.）って説明の方がより作品の骨格を捉えてるし露骨に秘封を意識してるわけではない
ただツイート漁ればわかるが一度秘封を通ってる人ではある
でまあここからは個人的な感覚なんだが
東方の二次創作ばっかやってた人が東方みたいな話を商業で書き始めたら大丈夫かそれ？と思うけど
百合とかミステリーみたいなジャンルとして確立してるものに触れてる人が自分でそれを書くのは普通のことだし実際パクリと言う人いないと思う
俺はフィクション全般は単に好きで東方だけ特別に追ってるみたいな立ち位置だから、秘封とどこか似てる裏世界ピクニックみたいなのを指して実質秘封とか訳わからんこと言ってるけど
多分百合中心の人が百合の一つとして秘封に触れるってのはあり得るしその場合の距離感は東方中心ファンの距離感と違うんだと思う
つまりいくつもの百合作品と百合ものの一つとして秘封も消化した上で、百合にミリタリー要素とかネットロアとか作者の好きなものを持ち込んだ話を書いた作品だと評価するのがおそらく正しい
だから多分秘封だけピンポイントに似てるっていうのはナンセンスってことになる
だから作者の良心にかけて恥ずかしい真似はしないで欲しいと言うしかないかな
パクリやインスパイアが悪いとは断じて言わないが
社会的な批判を逃れるために影響を受けているのに影響をうけてないとか、影響を過小に申告するのは
卑怯だと思う
百合で女子大生でオカルトで二人組でSFで境界で眼でまできたら
流石に秘封倶楽部にめっちゃインスパイア受けましたとみられても
仕方ないんじゃないのか？
拝聴した。旧作～２０２０年現在最新作までの原作インストアレンジ
東方靈異伝から東方鬼形獣まで、実に１００を裕に超える各ボス曲を
あますことなくアレンジした、３時間超の壮大なメドレーであるｸﾞｴｰ
あらすじ
東方原曲中でも特に作者さんが「ここが好き！」なのであろう部分を
贅沢かつワガママに蒐集し、並び立てた作品が本作であると言えよう
もちろん「ぼくの一番好きな部分と違う」こともあり、そこも面白い
曲調はシンセが際立つアップテンポで、ほんのりユーロビート感ある
原曲自体のサビや出だしが尖っているため、当該部分の起用が多いが
プレインエイジア等特殊な切り出し方の曲もあり、逆に印象深かった
また、何気に画像エフェクトも凝っている。マミゾウさんのとこすき
圧巻なのは、やはり２：２２：２９からのネクロファンタジアだろう
前曲からたっぷりと間を置き、威厳溢れるゆったりとした雰囲気から
「東方曲一やかましい」と悪名高いワチャワチャ感を存分に発揮する
加えてそのバックに東方の強キャラ達の曲がまるで追想のように流れ
ものすっごい「不協和音」をわざと奏でる。ゲームセンターみたいや
言わずもがな、これは「幻想郷は全てを受け入れるry」の体現だろう
つかず媚びずなれ合わず…。だが、その混沌こそが物語を生んでゆく
そうした東方の特殊な世界観を、正に具現化しているようにも思えた
概要
本作の特徴を語るためには、つい先ごろご推薦をいただいたばかりの
「東方メドレー☆」と比較すると大変便利。良い意味で対極だと思う
そもメドレーとは「２つ以上の曲を続けて演奏したもの」だと思うが
１曲同士を融合し、新たに「１つの長い曲」として再構成し直すのか
２あくまで独立した各曲（を編集したもの）を連続して演奏するのか
どちらを選択するのかは作者の嗜好とワザマエにかかっていると思う
そして「東方メドレー☆」は前者であり本作は後者であると言えよう
１のメリットは、言わずもがな創造性や個性を発揮しやすい点にある
また、曲中「切れ目」が無いため映画の「長回し」的な没入感がある
一方で、元来毛色の違う曲同士をつなぐため相応の改変が必要となり
常に「原曲に忠実」とは言えず、各曲の長所を活かせない場合もある
極端な話、「１楽曲としての調和」という全体目標に奉仕するために
敢えて魅力や個性を殺し、「コネクター」的役割を担う曲も出てくる
２のメリットは、全使用曲の魅力を、自由かつ平等に表せる点にある
即ち各曲の中で「一番いい部分」を存分自在に引き出すことができる
一方で、毛色の違う曲同士をつなぐための改変を敢えて施さないため
フェードイン＆アウトで場面転換しなければならず、没入感に乏しい
また、複数曲を１楽曲に仕上げる事を作者の腕の見せ所と考えるなら
おのずからそうした機会を消滅させ、無個性化しているとも言えよう
だが本作で素晴らしい点は、「どうせフェードさせるから」といって
「曲同士のつながり」や「ストーリー性」を放棄していない点にある
例えば序盤でわかさぎ→赤蛮奇→今泉という「輝針城」リレーがあり
さらには今泉くんから清蘭やミスティなど竹林関係者に変遷していく
人里を疾走し、そのまま竹林の中に突っ込んでいくような構成である
このように「曲が想起させる場面設定性」を上手に意識させることで
幻想郷のグランドツアー的情緒を醸し出すことに成功していると思う
「音」にプラスして「場」という属性を持っている東方原曲の利点を
よく理解した上、極めて有効かつ上手に活用されていると感じられた
感情の起伏、場の変遷等、マクロレベルでもストーリー性があるのは
「ただの羅列じゃねえぞ」という作者さんの強い意思表示だと感じる
アレンジャーとしてもコンダクターとしても最善を尽くしているのだ
概要→講評
拝聴した
都市伝説「メリーさん」になぞらえたハルトマンのボーカルアレンジ
概要
本作は何らかストーリーを持った歌であるが、正直よく意味が分からん
ぼくの読解力の問題もあるとは思うが、実際ポエミーでふわふわである
そこで本作に付されている、非常に不気味なアニメから察してみるには
１番 「メリーさん」がそんなに善良じゃないＪＫを騙して惨殺する話
２番 上記の悪行をする「メリーさん」を、こいしちゃんが成敗する話
ではないかと思われる。以下はぼくの解釈なので、違ったらごめんね
「×××に電話するとメリーさんにつながる」
「殺してほしい奴の名をメリーさん教えると、本当に始末してくれる」
ある時、そんな噂が外界で広まる。だがこれ、肝心の部分が真っ赤な嘘
「その番号に電話するとメリーさんが出る」というのは確かに本当だが
殺されるのは電話をかけた奴。つまり殺人依頼をしようとした者である
要はこの噂自体、強力な逆探機能を持つ妖怪が体よく餌を探す罠なのだ
とうわけで、面白半分に電話したＪＫ二人が無事メリーさんに殺される
だがその悪行の始終を、しかと見つめる者がいた。こいしちゃんである
その日も、かかった獲物をクッソニコニコで追いつめていたメリーさん
公衆電話からちょいちょい電話し段々近づいていく様を報告することで
獲物を震えあがらせるという、大変クラッシックなスタイルに精を出す
だが「震えて眠れ」と決め台詞を放った瞬間、獲物が妙な事を言い出す
「ねえ、わたし今、あなたの後ろにいるの」
言うが早いか、包丁をかざして電話ボックスに突撃してくる凶暴な獲物
そう、この獲物はメリーさんを逆逆探してきたこいしちゃんだったのだ
抵抗する暇さえなくめった刺しにされたメリーさんはあえなく消滅する
なお、本作のメリーさんはそもそも姿形がこいしちゃんにクリソツだが
それもそのはず。恐らく「東方深秘録」の一連の騒動の中で具現化した
「メリーさん」のオカルトが外界に漏れ出してしまったものと思われる
「外界に迷惑かけちゃいかんでしょ」てことでこいしちゃんに成敗され
オカルトボールに姿を戻した上、幻想郷にお持ち帰りされるのであろう
言ってはなんだが、究極のマッチポンプ。迷惑極まりない話だと思った
講評
確かに、不気味で歪な演出が見る人の背筋を凍りつかせる作品だと思う
だが、ぼくとしては恐怖より先に「よくできた話だ」という思いが湧く
東方深秘録を下敷きにしながら大変面白い筋書きに仕立て上げているし
不気味な演出も世界観の補強、臨場感の浮揚に八面六臂、活躍している
だが、さように「よくできた話」は「理の通った話」であるとも言える
「理の通った話」つまり「理解可能なもの」はかえって恐怖を緩和する
逆にぼくが怖いと感じるのは、言語や視覚より先に本能へ這いよるもの
理解に先立って本能を刺激する、非言語的、非記号的な「何か」である
例えばだが、ぼくはなぜか昔から↓このアレンジをクッソ怖いと感じる
https://www.youtube.com/watch?v=SvxUFKKBtt8
曲。微妙にオーケン諸楽曲を想起させられるようなそうでもないような
他に類を見ない大胆な転調が特徴的で、森羅万象の本領発揮だと感じる
この特徴は「りずとら」時代の「言葉の花」あたりから顕著になり始め
「狂響のフォーチュネットポルカ」で完成を見たと勝手に思っていたが
何という事はなく、さらに演出の幅を広げている点は、流石だと感じた
https://www.youtube.com/watch?v=4O3xPxwaj7k
※参考「狂響のフォーチュネットポルカ」
余談。ＰＶ中に携帯の電話番号が出てくるのだが、大丈夫なんですか？
誰の番号なんですか？まさか「堕天使の客星」的ギミックなのかしらん
一応DL購入が出来るようになったわね
ちょっと幻想郷救ってくる…っ！
そんな覚悟と共に旅立った霊夢ちゃんが目のあたりにしたのは
見る影もなく変り果てたふるさと、幻想郷の無惨な姿であった
かつて日本の山奥にひっそりと存在する秘境であった幻想郷は
いくつもの小島や岩礁からなる海洋的な国家へと変貌しており
多様な文化・風俗を持つ諸民族が、勝手に集落を形成していた
さらには唐突に広がる砂漠や、何故か最南端部に存在する雪原
毒沼や溶岩地帯などのオモシロ地形が所せましと広がっていた
だが霊夢ちゃんはすぐに気がつく。幻想郷中、どこを探しても
魔理沙も守矢一味も、というか東方キャラが誰一人いないのだ
全ては魔王の仕業である。あな憎し、魔王許すまじ（ぼうよみ）
こうして世界中を巡り、体を売って路銀を手に入れ（強制イベ）
気球で魔界へ乗りこみ、憎き魔王をボッコボコにしたのだった
良かった点
・ドラクエ３のように、攻略順の自由度がある
・装備を変えるとそれが立ち絵に反映される
・レベリングが非常にサクサクいく
・一戦ごとに体力が全回復する
・霊夢ちゃんの会心の一撃率の高さ
どうかな…と思った点
・攻撃命中率の低さ。スカスカスカスカと、いい加減にせい
・ザコがステータス異常を多用。霊夢ちゃん耐性激低なのに
・戦闘中随所で発生するウェイト、時間のかかるエフェクト
・強化以外に自前の回復魔法が無くアイテム頼りなとこ
・装備品が無駄に高すぎる
・音がデカい
特にストレスの溜まる命中率設定と長いエフェクトについては
全ての「ツクール製ゲーム」に警鐘を鳴らしたいところである
ぶっちゃけ、本作はまだマシな方だとさえ言えるかもしれない
難易度的には典型的な先憂後楽型のゲームであると感じられた
レベリングや金稼ぎは６連撃や９連撃を覚えてからの方が良い
正直な話、「東方二次」としては賛否が分かれる作品だろう
霊夢ちゃんしか出てこないし、ぼくの知ってる幻想郷と違うし
というか、装備品で立ち絵が変わるという親切設計が仇となり
中盤以降、「自分のことを霊夢だと信じている一般人」以外の
何ものでもなくなる。見た目的に。
https://imgur.com/ShKVcIZ.png
※自分のことを霊夢だと信じている一般人
てか、本作の主人公は霊夢。博麗霊夢だとは一言も言ってない
そう、たまたま名前と職業が同じなだけの別人なのだ！賢い！
…と思ったら思いっきり「博麗」言ってた。爪が甘いですよ！
https://imgur.com/l91XIyf.png
※博麗巫女だった
余談。本作の作者さんは、もうずいぶん前に推薦をいただいた
「東方地神村～土地神村造りADVSLG～」の作者さんでもあるが
発売時系列的には、東方退魔録のが東方地神村よりも先である
東方地神村は東方キャラが多数登場する力作だと記憶してるが
作品ごとに成長していく自浄努力は本当に偉いなと思った
当スレの推薦に関わらずティアオは結構イベントで自主購入しているものもあるが
今後諸兄がおすすめやすくなったのは良いことである
「糧」、「最期」と表記されている以上こちらは本当に食われているんだろうね
もっとも「共感」や「赦免」という語も見られるように古明地も単に捕食者として
糧の過去を単に自らのスパイスのためだけに引き出しているわけではないとは思う
死者に対する花向けが感じられる。ティアオの曲は基本やさしみ深いと思う
https://www.youtube.com/watch?v=qS25TqVI_-Q
※参考 タマシイノハナ
そういう意味で、カニバルな「嗜好」という点に特化させ
古明地さんの反吐が出るような邪悪さを克明に描き出した点は
逆にはーしぇんさんの無二の個性と認められる部分では無いだろうか
ウルトラ水流のような圧倒的尿圧で敵を穿孔した可能性も視野に
>>145以下「裏世界ピクニック」について
聞いたことはあったが、正直な話それほど興味もそそられなかった
都市伝説やネットロアそのものを題材とした作品は東方以外にも珍しくなく
仮にそこに独自解釈を設け、独自の膨らまし方をすると言うにしたっても
経験則上たいてい似たり寄ったりであまり面白くないという印象だからである
都市伝説についてはそれこそ我らが「東方深秘録」のごとく
「フレーバー」や「ネタ」として、距離を置いて扱うのが正解だとぼくは思う
くねくねにしたってメリーさんにしたってオチの分かっているような話は
大真面目にそれを扱われたって面白さに限界があると思うのだ
それか、イチからオリジナルの都市伝説を作ってしまうかやな
秘封倶楽部系統の諸作品にはそうした傾向が結構多くみられ、そして面白い
『よおこそ！オカルトサークルへ！』とかな
そう数があるわけではないので、はよオリジナル創作に移行しないと
早々にネタ切れで苦しむことになってくるんじゃないのか？
戦艦にしても英霊にしても、そういう傾向がみられる気がする
東方二次としてはアレだがエロRPGのテンプレを霊夢にやらせてギャップを楽しむ作品としては面白かった
よく考えたら原作の秘封は別にネットロアやオカルトを追跡しているんじゃなくて
ありふれた墓地や観光地や衛星にオカルトを上書きしているもんな
そこが根本的に違うかもしれない
レベル99wwwwwww
https://www.pixiv.net/artworks/48916076
当初「僧侶+４人の戦士でクソバランス悪いな」と思っていたが
それぞれにちゃんと個性があるということがやっとわかってきた
ハッサン
王将。ノーウェイトの全体回復要員という特性上「とられたら負け」
魔理沙の３分の１にも達しないヘナチョコ火力は結局フレーバー
攻撃の強化を諦め、敏捷と防御重点な生存戦略をとることとした
霊夢さん
金将。高火力で鈍足ぶりにクッパとかザンギエフの親類みを感じる
アクティブタイム戦闘の特性上、敏捷が低ければ元も子もないので
敏捷性を最重点に育成や装備品を回すのがよいかと思われる
魔理沙
飛車。強力な全体攻撃で物理無効敵に対し特に抜群の軍功を立てる
ただし紙装甲。知らん間によく一人で勝手に大ピンチになっている
みんなで見守り、支えてあげないと輝やけないあまえんぼう
咲夜さん
銀将。手数で勝負の「ちょこまかとしたキャラ」という印象を受ける
可もなく不可もなくと言いたいが、物理無効系の敵にはマジでカカシ
その反面、精神力へのパラ振りをスパッと諦められる。リストラ要員
うどんげ
桂馬。かゆい所に手が届くユーティリティぶりが魅力のキャラだろう
お薬効果を２倍にする得能があるらしいが、「スラッシャー」という
脳筋陣形を愛用しているぼくには正直ここまで無用の長物でしかない
レミリア
香車。精神、物理どちらもイケる攻撃的バイセクシャルとのことだが
ぼくはそれを、器用貧乏と呼ぶ。咲夜さんが２軍落ちしたら交代予定
成長が遅いという素敵な個性も「あ、大丈夫っす」ってなる理由
もこたん
歩。一言で言えば壁役らしい。全体攻撃の敵が多い中で壁役に意味あるん？
そも、スピード感ある戦闘を求めるとぼくにとっては正直「いらない子」
他球団なら活躍できるかも知れんが、わが軍では永遠のベンチ要因だろう
とりあえず今はストーリー攻略を中座してルーミアさんとかチルノさんとか
５節で解放された隠しボス的な東方キャラを狩って回ることに勤しんでいる
ただし、別段強敵でもなくレアドロップもない。ミニゲーム要素なんかな
あとちょいちょい手に入る隠しアイテム的な「木の実」って何に使うの？
小さなメダルみたいなものなの？
ネタバレには注意
性格的には清廉で生真面目でお人好しで天然みたいな感じで
２次イメージまで含めると早苗さんの方がしっくりくるギャップ感あった
>>171
秘封倶楽部は「現実」と地続きであるっぽさが魅力の一つだと思う
一般の人が日常だと解釈し見逃しちゃうような事実に気が付くみたいな
厳密にはやっていることがオカルトですらない気がする
>>172
なにわろとんねんｷﾞﾛｵ…
そもそも適正クリアレベルは８０～９０くらいだと思う
ラストダンジョンに出てくる猫又やサキュバスを漠然と虐めてたら
なんかレベル９９になってた。２０分くらいの作業かな
ぼく攻略情報はおろか説明書さえ読まないタイプのクソ野郎だから…
拝読した。こいしちゃんのバイオレンス里帰り。一般向け漫画
あらすじ
思考が読めることによって人々から嫌われ、心を痛めたこいしちゃん
自らサードアイを閉じる代わりに新たに得た「無意識」の力によって
周りから認識されなくなるばかりか、その記憶からも姿を消していた
たが、血のつながったおねいちゃんだけは微かに妹の事を覚えており
こいしちゃんの思い出を周りの連中等に語って聞かせることもあった
かたや、元々こいしちゃんのペットだった事も忘れているお燐からは
「架空の妹の話をする痛い人」だと認識され、微妙にdisられていた
そんな折、こいしちゃんが久々に旧都の様子を観察すべく戻ってくる
黒谷や星熊らは、こいしちゃんのことを旧知の人物だとは認識できず
初対面であるかのように接する。また、過去に古明地姉妹が地上から
逃れてきたという記憶も改ざんされており、迫害を受け仲間を失った
さとりが、一人旧地獄に流れついたという筋書きに書き換わっていた
無意識コミュニケーションを楽しんだこいしちゃんは地霊殿へ向かう
だがそこで見たものは、喧嘩別れした妹のことを必死に心に留め続け
その安否を心配しながら帰りを待つ、優しいおねいちゃんの姿だった
一方、別にそこまでして覚えていて欲しいわけでもないこいしちゃん
てかさっさと忘れた方が楽だよ、ということで意識の外側からそっと
おねいちゃんに手を伸ばし妹に関する記憶を完全に消そうと目論むが
気づかれる筈の無いその手をおねいちゃんに掴まれて…続きはwebで
講評
『風遊神事』『あかねさす』はじめ、非常に多くの推薦を賜っている
「いろいろやる人」さんの作品である。一人合同誌の推薦もあったな
時系列的には「東方地霊殿」発生の少し前あたりを描いた作品であり
クッソ悪い顔した八坂神奈子がお空をそそのかすところで幕を閉じる
「続く」の予感を漂わせる、プロローグ的雰囲気をもった作品である
『風遊神事』では風神録の顛末を守矢視点で再構築されていたように
今度は「東方地霊殿」をお空視点で描き出す構想があるのかなという
期待を抱かせられた。複雑多様な心理描写をバランスよく取り扱って
物語を理想的なスケールにまとめるのが上手な作者さんだとは思うが
古明地の過去譚、お燐とお空の友情、旧都の面々の心情などに加えて
『風遊神事』登場メンバー(霊夢、文、紫、魔理沙、河城、早苗)らの
後日談という様相まで絡ませるなら、創作が中々に難しそうではある
いずれにせよ、本作において全く物語に絡めず、何ら役割を担えず、
炎の如き心を持ったお燐の傍らでうろたえるだけの「空」を見ていて
「出てこないのも不自然だから登場させたけど、持て余したのかな」
と思いつつ読んでいたが、最後の最後に「こういうことか！」と合点
あえて役割を与えられないことが、逆に重要な伏線というのはテクい
「登場したものの、これと言う見せ場も無いまま消えていくキャラ」
というのは、一般に「名作」と評価されているような作品の中でさえ
実際結構な割合で存在するため、そこまで気にとめられる事も無いが
やはり違和感には残るものである。そこを、逆手にとった演出だろう
絵柄について。『風遊神事』に登場する河城等がそうだったように、
本作ではヤマちゃんが他キャラとは少し違う「黒目」で描かれている
印象的かつ魅力的ではあるのだが、なぜ河城と黒谷だけ…？とは思う
土木作業員はこういう目をしてる…とか何か規則性があるのだろか
余談。こいしちゃんによる旧都の人物評一覧が結構辛辣で面白かった
そう言えば稗田の書物では「水にまつわる妖怪」の評価が一様に低く
悪しざまに言われているが、これは稗田に金槌コンプレックスがあり
あてこすりであるという邪説を見た事がある。悪いやっちゃでホンマ
[アンノウン・ソルジャー]
を推薦します。結構珍しいもんなんですよ(暗黒笑み)
購入した。巨大ちんこが生えた魔理沙が射精し、しなび、破裂する話
あらすじ
魔法の森の深部、禁足地とされる場所で謎のキノコを発見した魔理沙
その香気にあてられるまま匂いを嗅ぎ、あんのじょう催淫状態へ陥る
そのまま地に這いつくばると、恋人の男根にフェラチオするのように
熱烈なご奉仕。胞子だけにな。ついにはキノコを咀嚼嚥下してしまう
そうして魔理沙の股ぐらにご立派なちんこが生える。様式美であろう
瞬く間に成長・巨大化したちんこは、強烈な快感と欲望を呼び覚ます
魔理沙は本能のまま衣服を脱ぎ捨てて、「ブリッジ」の体勢になると
ちんこを虚空に突き立たせ、天を犯すかの様にヘコヘコと腰を動かす
そしてその一突き一突きごとに、ちんこはグングンと巨大化していく
魔理沙の全生命力がちんちんへと抽送され、吸い上げられているのだ
やがて限界を迎えた睾丸から「何か」が抜け出そうと、自ら跳ね始め
絶頂を迎えた瞬間、全長１メートル超の精子が、巨根から発射される
もう一度言うが、全長１メートルを超えるであろう精子が発射される
それは魔理沙の「生気」そのものだった。精子を吐き出した魔理沙は
老女のように干からび、そのままお亡くなりになるかと思われた…が
天高く舞い上がった精子の一つが、魔理沙のヘソから体内に帰還する
もう一度言うが、ヘソから体内へと帰還する
精子には意志があった。自ら子宮を探しあて宿ろうとする意志である
だが折悪く、打ち出あげられたのは森の中。人っ子一人いるわけない
…そう、「魔理沙を除いては」である。そこで精子は魔理沙の卵巣に
宿ることを決めたのだ。自家受粉である
放たれた生命力の一部が戻った魔理沙は若さと生気を取り戻すのだが
精子の目的、即ちエネルギーの使い道はあくまで次世代の生産である
みなぎる生命力は、この生殖に全てを捧げるため魔理沙の体内で暴走
その強烈な脈動は、極限の快感を伴って乳房や睾丸などの膨張を生み
肋骨、背骨などをへし折りながら、なおも成長という名の暴走を促す
それが限界を迎えた時、魔理沙は絶頂・噴乳・射精を伴って破裂した
色々と物理法則に反した狂宴の後、木っ端みじんとなった魔理沙の体
その、かつて子宮だった場所には、母親に似た幼女が一人座っていた
講評
"性癖のデパート"という表現が最もしっくりくるであろう作品である
「ちんぽレスリング」とか「膨腹オナニーする本～破裂編～」だとか
これまでにも尖った性癖の本は折にふれご推薦賜って来た感があるが
それらの総決算のごとく、力づくでモリモリに盛られた悪意にむせた
主なフェティズムとしては巨根、射精、妊娠、膨張、破裂等を含むが
これらは性癖のキメラというより総じて循環を体現のように思われる
成長し、遺伝子を交わらせ、変形し、次世代を生んで、死んでゆく…
そうした「生殖」というシステムそのものへ捧げられたフェティズム
ぼくにはそのように感じられたし、やっぱり気のせいである気もした
>>136でアリスが生み出した魔物もこんなんだったんだろうね。多分
絵柄。悪夢のような内容に不釣り合いなほど、魔理沙が美少女である
歯が非常にしっかりと描かれており、可憐さと健やかさを感じさせる
表紙の絵で朗らかに抱き抱えているのが、自分の巨大なペニスでなく
ぬいぐるみとか花束とかだったら、きっと幸せになれたろう（失笑）
膨張し、最終的には破裂する過程で当然モツなんかも散らかるのだが
正直、グロいとかそういう印象が霞むくらい全体的に内容が濃すぎた
https://imgur.com/CFlLNSV.png
※参考。全般的にハンターハンターかてくらい説明書きが多い
非東方作品についてもたてこんでねえし、購入予定。ブルマー奴隷って何やねん
ブルマー奴隷キミコ拝読した
あらすじ
テニス部に所属するキミコが緑色のタイツ来た変な人たちに誘拐され
お薬を盛られてセクハラされた挙句、ブルマー奴隷になってしまう話
と思いきや、最後は救出されて無事「スクールナイツ」に転生する
以上が概ねのあらすじだが、テキストを約１分で読み飛ばしたせいか
結局「ブルマー奴隷」なるものが何なのか、さっぱり分からなかった
況や、最後に出てくる「スクールナイツ」はもっとわけが分からない
普通に読み下せばブルマーを着た奴隷なのだろうが、肝心のキミコが
着ているのはどう見てもテニスウェア、ハイレグ、レオタードの３種
テニスウェアの下に来ている黒い下着みたいのがブルマーなのかな？
講評
作品の説明書きによると
コウジの原案を元にカツオが描き下ろした絵とストーリーで立体的に展開
スクールウェアへのフェチ興奮満載の誘拐凌辱調教ストーリーですとのこと
申し訳ない話、コウジもカツオも存じ上げないのため
「あ、あのコウジの原案をカツオが作品にするなんて豪華すぎる～！！」
とはお世辞にも言って差し上げられない。ごめんなさい
性癖的には、全編を通じ常に何らか衣装を着ており、一度も裸にはならない
よって、当スレでお馴染み化した「着衣エロ」系ゴリ押しニキの推薦かなと
何となく推察された。加えて浣腸され下痢便を脱糞したりお薬盛られたりと
「うんこ」と「ヤク漬け」の性癖も含んでおり比較的ハードな展開である
うんこニキやドラック大好きニキ（ＡＬＩＳＯＮ推しほか）も当スレでは
ちょいちょい現れやがるので、ひょっとしたら>>154に触発された感じで
性癖モリモリマッチョマンの変態をご紹介くださったのか？頼んでねえが？
絵柄はわりと古風な感じだが、個人的にはそう嫌いというわけでもない
同じく非東方作品であったが、もうずいぶんと以前にご推薦をいただいた
「PREGNANT TRAIN プレグナント・トレイン -女子駅員催眠淫行の話-」を
何となく思い出させられる、画風だった。なお、↑にはその元ネタである
「プラチナトレイン」というスマホゲーが存在することを最近知ったので
余談にかえ、この機会についでに報告しておく。プレイする気は無い
>>183
映画作品ということでよろしいか？
ツタヤで探してくる
救出された後、おくすりの影響で異能力に目覚めたのらしい
①二つの世界の間を自由に行き来できる能力
②異世界の人間を見分けることのできる能力
（あ、クッソ微妙にメリーだこれ。）
>>191
購入した。アリスの性器とケツ穴を駆使してハンバーグライス作る話
調理法
１ アリスに催眠をかける
２ 割った卵をアリスの口内に落として咀嚼させる
３ 十分ほぐれた卵液を吐き出させ、挽肉や玉ねぎと混ぜる
４ 混ぜ合わせたものをまるめて、アリスの秘所にぶちこむ
５ 塩コショウ、パン粉、隠し味にマヨネーズを少々入れる
６ 秘所に激太ディルドを突っ込んで自分でかき混ぜさせる
７ アリスの口に酒を含ませ、それをチューブで膀胱に送る
８ 膀胱の中で尿と酒を混ぜあわせた物をビーカーに移す
９ ハンバーグに熱を加え、さらに８の液体で蒸焼にする
10 ケツ穴にアルファ米（水で戻すやつ）をぶちこむ
10 浣腸で水も入れ米が柔らかくなるまで１時間待つ
11 焼けたハンバーグを膣内に戻し、チーズをかける
12 余熱と電マで発生した摩擦熱でチーズを溶かす
13 ケツから米を出産する。神話かな
14 米の上にハンバーグを出産する
講評
薙切アリス（食戟のソーマ）じゃねーか！
「催眠」からして普通にマガトロさんのエロ同人を予想していただけに
この斬新な裏のかき方には、さすがのぼくもズコーッてなった（昭和）
余談であるが、ぼくは少年の心を忘れてないおっさんなのでジャンプは
だいたいほぼ毎週読んでいる（た）が、ソーマは別にそれほど…だった
薙切アリスも、天然だが基本クズの多い作中では珍しく性格のいい子…
程度の記憶しかない。東方で言うところの秦野こころちゃんポジ（適当）
調べたところ、顕界には「食品挿入」という魔ジャンルが存在しており
フェティズムとしては本作もその一に属するものなのだろうと思われる
他方、「食品挿入」タグのついた作品において挿入される食品の中では
「チョコレート」が最もポピュラーかつ、圧倒的なシェアを誇っており
すなわちこれは、「うんこ」の暗喩ではないかと思われる。またかよ…
現に本作で活躍するハンバーグも、無事ひり出された姿はうんこに似る
「食べ物で遊んじゃダメ」
というのは、どんなご家庭でも教育なされていることだと思っていたが
作者さんのおうちではそうではなかったらしい。嘆かわしいことである
されど、人体を調理器具や調味料に使うというイカレた発想のわりには
下ごしらえや隠し味などから調理そのものは常識的であると感じられた
メタい視点から見た場合「食品挿入」なる自然の摂理に抗うジャンルは
スカトロ、浣腸プレイ、アナルセックスあるいはアナルプラグといった
ドチャクソマニアックな性癖をオブラートかつクッキングに包み込んだ
アットホームなようで、そうでもない何か、と評せざるを得ないだろう
ハイヌウェレ神話的にしつらえた神秘エロスのバリアントかもしれんが
なお、当感想に既視感を覚えた方には「気のせいだよ？」と言っておく
手抜きではないのである
絵柄。お世辞にもうまいとは言えないが、ダイナミックな感じは伝わる
ただし「関節どうなってんだよ」と思わざるを得ないシーンも実際ある
https://imgur.com/0DctT8w.png
※手足が長い
決して長い作品ではないのだが個人的に理解に苦しむ部分が多々あって
その穴埋めと再整理を自分の中で行うことに非常に手間取っている
悪く言うと蓮メリの暮らす酉京都の都市システムがと住民管理システムが
どう考えても破綻しているように思えてならないのだ
「期待能力主義」の結果、民警や小役人にロクな人材が集まらなくなり
結果として"今現在の文明でさえ成り立っているような"住民管理システムが
ガバガバになってしまったんだろうか
感想の「またかよ…」の部分の絶望感すき
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