>>559

拝聴した
うどんげさんのテーマソング、「狂気の瞳」のボーカルアレンジ
メタルめなロックテイストと和テイストと混ぜ合わせた混沌とした曲であり
単に「和ロック」と表現するのもはばかられる“珍曲”だと思う。とてもいい意味で
和ロックなら和ロックとしてのテンプレがあると思うのだが、それすらも当てはまらない
不思議な違和感が常につきまとい、最後の最後まで幻惑される曲である

とういか!

「メタルロック系の曲調ではじまって
途中で志方あきこの「謳う丘」みたいな感じになる曲だよ!」

とぼくが説明した所で、一体誰がそれを信じてくれるというのだろう


まあ、こうした極端な「ジャンル転換」を抜きにしても、常に違和感の付きまとう曲である

なんでこんな効果が生まれるのかと思って3回くらい聞いてみて発見したのだが
ボーカルの数歩前、時に数歩後をつきまとう「和風ピアノ伴奏」。こいつが犯人である
こいつが、ものの見事に聞き手の予想をすかし、ミスリードを誘うのである
まるでうどんげの放つニセ座薬のようである

以上より、ほんさくはコッテコテにキャラソン・アニソン風の「くさい」歌詞で
うどんげクラスタを楽しませつつ、さらには曲自体に満載されたギミックでも
あたかもうどんげの瞳を覗き込んだ後のように「悪酔い」させてくれる
二重にご親切なアレンジだと思った

なお、C-CLAYSでぼくが一番好きなアレンジがコレ↓
https://www.youtube.com/watch?v=xISmN5-30-Q

そこはかとないKポップ感がたまらない

また、K2 SOUNDさんではコレ↓の2:40〜「Those who have the wisdom of oak」
https://www.youtube.com/watch?v=ehJz-WLDvLM

ぼくんなかで最フェイバリットインストの一つに数えている曲である

前述したとおり「歌詞が人を選ぶ」系のサークルさんであるが、
その神髄は「音作り」にあると言っても過言ではない

ボーカルもバリバリやりながら、音作りの方で神髄を発揮するサークルさんなので、
色々あったかなんかよくしらんけどこれからもそこはかとなく応援している