>>394
購入した
咲夜さんを主人公とした、スタイリッシュ2次元アクションゲーム
「だだっぴろいステージをあてどもなく捜索するタイプのアクションゲーム」であり
何度も何度も言うておろうが、ぼくの一番嫌いなタイプのアクションゲームである

ただ、ほんさくの場合はマップがとても見やすく、区画も折り目正しいので
それほど迷わずに済む点は、これまでやった同タイプのゲームよか数段マシだとは思う
というか、他のゲームにも本作くらいの配慮があれば、そこまで苦手にならなかったと思う
以下あらすじ

暇を持て余し、ニセ幻想郷を作ったおぜう
そのニセ幻想郷に「これはゲームです」とかってクソ理由で閉じ込められた咲夜さんが、
脱出を目指して奮闘するという、とても迷惑甚だしい内容となっている

ほんさく最大の特徴は、咲夜さんの能力をアクションゲームで再現している点である
速い話、時間止め=画面にポーズをかけ、さらに咲夜さんだけが動いたり攻撃したりできる
東方原作等で進退窮まった時、ポーズと再開を繰り返して考える時間を稼いだ経験のある
(ぼくのような)奴は、ほんさくはそれが「公式許可された」ゲームだと考えれば大体よろしい

作中で「能力が制限されている」と幾度となくメタられるも、時間止めてナイフをバラまいて
「時は動き出す」する一連の流れを任意に、自由に、スタイリッシュに決めることができる様は
別に制限されてるっていう設定いらなくね?と思えるほどの原作最限度である

さらにこの優秀な時止めを、超必殺技とかではなく、通常アクション並に多用することが出来る

時間を止めるためには一定のゲージが必要であるが、このゲージがものすごい勢いで
回復してくれるので、ちょっと時間を稼がばすぐに次の時止めを行うことが可能なのである

この「時間止め放題感」はまさに痛快で、本作の最大の特徴だと言えるだろう

一見するとアクションゲームの主人公としては「チート過ぎるだろ」とも思える能力であるが、
実際チートである。あまりにも強い。くわえてほんさくの咲夜さんは、敵に体をこすりつける
(グレイズ)すると体力が回復する変態体質なので、それも相まっておよそ無敵である
まさにパーフェクトメイド。最終ボスとして立ちはだかるホンも派手なアクションや波動拳や
正面バリア等の多彩な技で一生懸命に抵抗を試みてきたが、正直相手が悪かった

ただゲームのバランス調整ということか、咲夜さんには「身体能力の低さ」という弱点もあった
スタイリッシュな咲夜さんから繰り出されるクソジャンプ力とクソ移動力は、プレイしている者に
時間停止能力に全降りしてしまった残念キャラを操作しているかのような悲しさを想起せしめ
その魯鈍な姿にギニュー特戦隊のグルドがダブって見えてしまった

まあ言うてもレベルアップやアイテムによる能力アップ要素があるゲームなので、
移動速度等も順次あがっていく仕様なのだと思われる

なお、ほんさくは未完成である。1面ボスと思われるホンを倒したら終わった
クリア時間、実に30分。払った料金は1200円。時給換算したぼくのお給料より高い

「体験版」に、ここまでわりといいお金を払うというのがぼくの社会経験上なかったが
アメリカとかではありがちなことなのだろうか。完成したあかつきには初期購入費用で
完成版をプレイできるようなので、「体験版」をやって先行投資している印象を受ける
ほんさくが完成しなかったらどうなるんだ。ゼニ返してもらえますやろなあ(ゲバ並感)!?