>>74
プレイしてみた

クラウンピースが趣味で作ったヘル魔宮に三月精が挑むゲーム
シンボルエンカウントの敵に接触すると、攻防力のごく単純な引き算による戦闘が始まり
勝利すると経験値とお金が獲得できる。獲得した経験値が一定まで溜まるとレベルアップし
基礎ステータスが上昇。たいしてお金はステータスの強化やスキルの習得に使用できる
つまりは、シンプルなレベリング+パラ降りによる能力上昇という2種類の強化が行われる
しかし一度獲得したアイテムや敵は二度と復活することはない

つまり本作はRPGとは名ばかりの完全なる詰み将棋、一種のパズルゲーだと言える
ゲーム中で獲得する消耗品(回復アイテムや鍵)あるいはお金は使うべき使うところで
使わないと、容赦なく詰み。先へは進めなくなる

本作はその"選択肢の少なさ"、あえて悪い言い方をすれば"製作者の底意地の悪さ"が
最大の特徴であり、恐らく初見でクリアすることなど余程運が良くないと無理だと思われる

サニーミルクをプレイアブルに選択したぼくは、こうしたゲームの大抵の定石として
全パラ降りを防御力に一点集中。クッソカチカチのサニーミルクに育て突破を図った所、
案の定完全なるヌルゲー、敵からほとんどダメージを受けない無敵の地蔵妖精に成長した



それも製作者の手の内と言わんばかり

最終回に、サニーミルクを上回るカッチカチの敵が登場。よりにもよってウンピの部屋の前に
居座っていやがった。攻撃力はヘロヘロのサニーは敵にダメージを与えることができず、
あえなく詰みとなった。スキルオール取得、体力もふんだんに残した上での強制リタイア
これには、さしものぼくも製作者の生爪はがれろと呪わざるをえなかった

逆に言うと、もうほぼゴールでいいと思う。実質☆クリア