>>363
購入した

無限に酒の沸く酒器を手に入れた射命丸が、仲間を増やしながら幻想郷を進軍するゲーム
ジャンルとしてはファイアーエンブレムを想起させられる、古典的なSRPGらしいSRPGである
自軍フェイズに味方ユニットを任意のマスに動かし、攻撃又は回復その他の諸行動をとる
味方ユニットを全て行動させ終わるか任意にフェイズを終了させると敵軍フェイズに移行し、
敵AIが思考して敵ユニットを任意のマスに動かし、攻撃又は回復その他の諸行動をとる
攻撃の属性がかなり多いのが特徴的で、相性を考えつつ戦うのが少々面倒に感じられるが、
ダメージ、命中率やクリティカル率はシンプルな計算式で構成されていると思われる
よって戦略性の問われる本格派SRPGの入門にはぴったりの作品だと思う

戦法としては、無暗に敵の射程に入らないように気をつけつつ、囮を使っておびき出した所を
味方ユニットで取囲んで袋叩きにするという、極めてオーソドックスなものが有効だと思われる
少ない手数でステージクリアするとボーナスがあるかもしれないが、今の所は確認できてない
基本的には一手一手じっくり進めていくのが正解だと思う

本編は4段階の難易度が選択できるが、その中で最も簡単な「エンジョイ」を選択すると、
なんと味方ユニットが死ぬことがなくなる。実質ゲームオーバーないってことだろうか?

ぬるゲーマーのぼくは迷うことなくこの「エンジョイ」を選択しているが、
味方がアンデッド軍ではあまりにも不公平というかゲームとして成り立たない気がするので

「HPが1になった状態のキャラが3回以上敵に殴られたらこちらの反則負け」

という自分縛りルールを作ってプレイすることにした

以上の説明からすると本作は非常に簡単なゲームであるかのように思われるかもしれないが
ところがどっこい、実際のところその難易度は極めて硬派である
なぜなら単純に敵がクソ強いからである

雑魚敵はまあ自軍ユニットと互角だから、うまくおびき出して袋叩きにするだけなのだが
ボスキャラの移動力、攻撃力、ほぼ無限に繰り出されるスキルなどがあまりに凶悪で
例えるならば「恐竜に立ち向かうありんこの群れ」と言ったような比喩さえ脳裏に浮かぶ

こと最初に出会った難敵早苗が強烈すぎて、射命丸軍はこの一匹のモンスターの前に
幾度となく壊滅させられた

そもそも、早苗が固い。固すぎる

射命丸軍の非力な兵士達が通常攻撃で殴ったところで傷一つつけることができない
友軍のはたてに火炎放射的なスキルを使わせてみたがダメージ0wラオウかお前は

そこで幾度となく試行錯誤を繰り返した結果、射命丸将軍の一撃なら2P、
犬走一等兵の必殺スキルなら5Pのダメージを与えられることが発覚
さらに雛のスキルで一等兵の攻撃力をアップさせれば最大8Pまでダメージを伸ばす事ができ
加えて雛には最低ダメージ10P保障という素敵な必殺攻撃スキルが存在することが発覚
早苗のHPは17だから、これら射命丸軍の出し得る最大火力を一気に投下すれば倒す事ができる
まさに雛様様である

ちなみに早苗にたどり着くまでにMP(スキルを繰り出す力)を使い切っていた場合、
問答無用で「詰み」である。ひどすぎるだろこの戦力差。まだ最序盤やぞ

対して早苗は9マス四方を焦土化する非人道的なスキルを持っており、
この攻撃の圧倒的破壊力の前に味方軍はせいぜい1発しか耐えることができない

そこでクソ役立たずの友軍姫海棠を尊い犠牲にして早苗をおびき出し一斉に集中砲火
苦節5回目のチャレンジで、ようやくこの怪物を葬る事に成功した。繰り返すが、最序盤やぞ

時間がある時にちょこちょこやっていく