>>890
やっぱりわかってないね。
食べたいという欲望を無くそうとしているということは、
食べたいという欲望を持っている状態から全く視点を動かしてないのよ。
困っている人がその困っている状態を何とかしようしているわけね。
それじゃあダメだよってことを先生はあらゆる機会に何度も言われてきた。
まず困っていない人になるの。
そのために神様に降りてきてもらって自分が神様そのものになるとか、
この場を聖なる場所に変えてしまって自らが4大天使に守護されているキリストになるとか、
あるいは自分自身が魔術師になってしまうとか、
その全部の要素のいいとこ取りが気のボールをつくることなんだけど。
必死になって問題と戦ったら問題そのものがより強化されていくよ。
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)というのが院内感染(免疫力が低下している入院患者が感染してしまうこと)として
ずいぶん前から問題になっているんだけど、どういうことかというと、
もともと黄色ブドウ球菌という言わばばい菌に対処するためにつくられた抗生物質のメチシリン、
これが当初は奏功していたわけだけど黄色ブドウ球菌がやがてこの抗生剤に耐性を持つようになり、
メチシリンが効かなくなってしまったわけ。
それでもっと強力な抗生剤をつくったのだけど、やはりやがてそれにも耐性を獲得してより強くなってしまった。
このイタチごっこがずっと続いているのがMRSA問題。
問題を問題と同じレベルで根本から解決することはできない、という自己啓発界隈の連中が好きそうな言葉、
アインシュタインのものとして広く喧伝されているけども(本当にアインシュタインが言ったのかどうかわからない)、
まあそういうことね。