罰が当たる、という所謂fear-baseというメカニズム。
こうでなければならない、こうしなければならない、という強迫観念、
日本人は宗教に疎い分、逆にこういう強迫観念が無意識化してしまっている。
もちろん、西洋やインドにも罰する神という概念はあるんだが、
彼らの生活は宗教と密接不可分だからそれが意識化されている。
日本人は意識化されていないから逆に厄介なんだ。
だから外国由来のヒーリングが日本人には特に効きにくくなっている。
いい意味での「いい加減さ」というのができない。
いつも周囲の人たちからの同調圧力に怯えてビクビクしていて、
なぜビクビクしているのか、なぜ他人の目が気になるのかもわからず、
常に構えている、要するにハートが閉じている。
Osho(ラジニーシ)のサニヤシン(弟子)だったある人が、
インドのプネーで西洋人相手にセラピーやヒーリングをやってたときは、
本当に面白いようにみんなよくなっていってたのに、
日本に帰国してセラピー等やり始めたら本当にうんともすんとも言わないと。
その現象の背景にはそういう理屈が絡んでいる。