>>994

バルサム (英語: balsam ボールサム) は、樹木が分泌する、
樹脂が揮発性油脂に溶解した、粘度の高い液体。強い香りがある。
バルム (balm)、オレオレジン (oleoresin)、含油樹脂。
バルサムを分泌する樹木をバルサム樹と呼ぶ。バルサム樹は特定の種や分類群ではない。
松脂もバルサムの一種である。
エンバーミングにも用いられる。

エンバーミング(embalming)とは、遺体を消毒や保存処理、
また必要に応じて修復することで長期保存を可能にする技法。
日本語では遺体衛生保全という。
土葬が基本の北米等では、遺体から感染症が蔓延することを防止する目的もある。

松脂(まつやに、しょうし、英: Pine resin)は、マツ科マツ属の木から分泌される天然樹脂のこと。
主成分はテレビン油とロジン。

琥珀(こはく)またはコハク(英: Amber、アンバー)は、天然樹脂の化石であり、宝石である。
半化石の琥珀はコーパル(英: Copal)、加熱圧縮成形した再生コハクはアンブロイド(英: ambroid)という。

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