例えば“拉致被害者”のような問題。北朝鮮に子供が拉致されているのが明白となっていても、国家間の事情が絡んで中々返して貰えないという現実が起こっています。
このような場合、子供を拉致されてしまった現実も自分が引き起こしたのだから、気づきを与えてくれた北朝鮮政府に感謝するべきだ、と思えるでしょうか?

思えるわけがないですし、思う必要もないでしょう。

ではどういう心持ちでいることが、真のスピリチュアリティーを理解していると言えるのでしょうか?

これは疑問に思う人がそれぞれに考えて答えを導き出して欲しいと思います。ただ分かっていることは、

○簡単な問題ではない。
ということです。そして、
○どう足掻いても主権が自分の元には及ばない。
ということが世の中にはあるということ。
○その中で今生の自分は限定された時間の中で何に重点を置いて過ごすべきか?
というところに安寧のヒントがあるということですね。

続く