>>364
霊「それだけではありません。私のいる場所にひっきりなしに血がしたたり落ちているのです。どんなことでもしますから、どうかこの状態から私を救い出してください!」

そこでランドール氏は霊的摂理について、こんこんと諭(さと)しました。霊の方も神妙に聞き入っているうちに、霊的波動に変化が生じてきました。

ランドール「さ、もう大丈夫です。新しい生活に入れます。そして、これまでの過ちの埋め合わせができます。あなたの心掛け一つで……」

霊「人間と同じように動物にも死後の生命があるのでしょうか?」

ランドール「ありますとも!」

霊「どこにいるのでしょう? 何とかしてやりたいのです――とくに子羊のことが気掛かりで……」

ランドール「必ずしも動物界での仕事をしなければならないとは限らないでしょう」