(続き)
水鳥が見つかったきっかけは、今市子の百鬼夜行抄を取り上げた記事。

水鳥が描く前から今市子さんはトラブルに巻き込まれていて、
それは思い込みの激しいオカルトファンからの手紙でした。
作品が作品だけに、どんな本を読んでいるのですかとか?霊能力あるんですか?とか、
まあ、他にもいろいろぶっ飛んだ内容の手紙が来ていました。

今市子さんは自衛のために巻末に、「私には霊能力はありません」と書きました。
それでしばらく過激な手紙がおさまっていたんですが、急激に増えたんですよ、ぶっ飛んだ手紙が。

その手紙の中に水鳥のブログのことがあったんですよね。
で、当然(今市子サイドの)出版社から抗議のメールが行きました。
ちなみに、これ、本人宛に送られたはずなんですが、
読んでないのかアドレス拒否なのか、水鳥からの返信はなかったそうです。

で、水鳥の本を出した出版社の方に抗議が行きました。
水鳥側の出版社からはこう来たらしい。
「確かに水鳥さんのほんを出しましたが、私たちはあくまで本を出すお手伝いをしただけであり、本人の活動には一切関与していません。」
まあ、こんな形でトカゲのしっぽ斬りされたそうな。

だから、二作目の本はない。