>>138 レスと感想ありがとうございます。以下、少しでも参考になれば。

情緒=心や感情に影響を与えるものはいくつかあります。
外部からの刺激(他人の言動)と、自分の思考(過去の記憶、想像)。

ご承知の通り、他人が嫌がることを言って、相手の反応を見て楽しむ人もいます。
そういう人は、極力避けて通るか、何か言われても、それが真実ではなかったり、
嫌がらせをしているだけだとわかったら、相手にしない等々、うまく自衛しましょう。

自分の思考は自分で管理出来ます。どんな記憶でも、何度でも思い出せば、記憶が強化されます。
外国語を習得する時、同じ単語やフレーズを、何度も繰り返して言ったり書いたりすることから、
それがわかります。

同様に、嫌な記憶も、思い出せば想い出すほど、忘れられなくなり、記憶が強化されます。
ですから、嫌な記憶を思い出したら、「もうこれは考えない」「これはもう終わったこと」と
自分自身に宣言する、言い聞かせる等して、なるべく考えないようにしましょう。
そのためには、日頃から、自分が今この瞬間何を考えているかを観察しておく必要があります。
慣れれば、今自分が何を考えているか、必要な時に、客観的に見られるようになります。
嫌なこと、不快なことを考えていると気づいたら、違うことを考えましょう。

情緒が不安定になるということは、安定している時も当然あるでしょう。
安定している時の自分の心身の状態を、しっかり覚えておいて下さい。
そうすれば、不安定になった時に、元の位置に比較的早く戻ることが出来ます。
もしかすると、自分が不安定になった理由や原因もわかるかも。
理由や原因がわかれば、今後取り除くことが出来るかも。
それはもしかすると、嫌な記憶、嫌な事をする誰か、嫌な環境……などなど。

甘い葡萄と酸っぱい葡萄を一度に全部口に入れると、美味しいか不味いかわからなくなります。
人生には色々なことがあって、楽しいことだけ起きるとは限りません。
誰でも、出来るだけ、苦労せずに生きていくために、色々工夫が必要です。
酸っぱい葡萄を食べた経験は、今後また繰り返さない学びになるといいですね。
万が一、1粒食べて、その房全部が酸っぱかったら、うまく加工して美味しく食べて下さい。
ありがとうございました。お元気で。