自我が消えても楽しみも感じられるし、悲しみも感じられる。
それが自我がまだ残ってると言われたらもう言うことはない。
実際そう感じるんだからしかたがない。
喜怒哀楽もあるし、普通に食欲も性欲もあるとおもう。
でもそういうのはほとんど薄れたように思う。覚醒前に比べて。
何も考えずリラックスしてると、無限のような安らぎや静けさを感じられて、
そこにとどまっているのがとても幸せに感じられる。
何かに集中してるときとか、ふと思考が働いてないときは、本当の無を感じられる。
これはただ目をつむって無心になってる感じじゃない。
波一つない純粋な水の中に溶け込んだような無。一切の自分の人間味が感じられない感覚。
この真我の無の感覚は自我がある状態ではけして感じられないほど、静かでそして安らいでいる。
意識という存在そのものが在る感じがする。
この状態のときは一切の感情もなく気分もなく欲もない。
ほんとに意識のみがあるという感覚がする。
でも自分の場合はふたたび思考を働かせれば、ある程度普通に生活を送れるレベルに人間に戻る。
そうしないと日常生活生きていけない。