『誠意で惜しみなく奉仕すること』

は、仕事の成果に関わらず、大事なことのようです。わたしは、学習時代、苦学生でしたので生活費を稼ぐために、日雇いの肉体労働からウェイターからなにから、あらゆるアルバイトをやりました。

そのなかのひとつで、測量の仕事がありました。軽トラに機材を積んで、ある町に行き測量し、地図に書き起こすという仕事です。Googleのある今は、もう無い仕事かもしれません。

その仕事は、1日の区画ノルマがあり、午前中で終わるような簡単なノルマでした。なので、これは楽なバイトだと仲間とよろこんで、午後は喫茶店でマンガを読んで楽して過ごしていました。

でも、楽している間、何かしら、居心地が悪かったのを感じていました。確かに、求められるノルマはこなしたので、誰からも咎め立てされることはないのですが、わたしの良心が傷んだのだと思います。まだまだ出来るだろ、と。

せっかくの奉仕の機会をやる気も能力もあるのに、手を抜く行為はやはり霊的に違和感を感じるようです。もちろん、ほどほどに楽しくやるのが、仕事=奉仕の基本ですので、何事も中庸が大事ですが。

昔の経験ですが、ふと思いだしました。