最後に、唯物論者の方に対していいたいことは、意識というのは脳が〜とか、霊というのは脳の誤作動や思い込み〜、というのもわからなくはないです。
しかし、先ほども言いましたように私にはどうも、その考えは受け入れられません。

「非物質的な意識や感情をもつ何かがある」という概念を導入しなければ、人間なんぞしょせんただの原子のかたまりに過ぎません(その辺の紙切れやゴミと同じです)。

なのになぜ人間には感情があり、自ら思考をし、愛を感じるのか、ということについての説明を聞きたいと思います。

ひょっとしたらその辺の紙切れやゴミも、我々と同じように感情があり、これら自身が思考をし、愛を感じているのかもしれません。ただそれを表現できないだけで。

しかし、もし本当にそうだとするなら、その証拠をお示しください。

我々がそのようなことができる、というのは状況証拠です。

つまり何が言いたいのかというと、霊なしでそのようなことはできない、ということです。

しかしもしそれができれば、そんな「非物質的な意識や感情をもつ何かがある」なんて、あなた方にとって馬鹿げた概念を導入せずに済みます。

物質のみで感情がうまれ、物質のみで思考ができ、物質のみで愛を感じることができるということになり、霊の存在に対して肯定的な意見は一瞬で論破できます。
そのような概念が必要なくなるので。

ただ一つ、霊を肯定する側の私の意見を申しますと、スピリチュアリズムにおいては、本能的な行動は我々の肉体に宿る霊からではなく、脳から発せられるとなっております。

だから物質のみで行動が起こせるということは間違いではありません。

しかし、それでは本能的な行動に限定されてしまいます。我々がしばしば行う、複雑な思考によって生まれた行動の説明がつきません。

ところで、もしかしたらクローンと霊についての説明を私に求めるかもしれません。これに関して予め回答しておきます。

クローンというのは肉体はつくられますが、できることは本能的なことのみです。食べたり、飲んだり、寝たり…など。
なぜなら霊が宿っていないからです。

(我々は本来霊であり、今は肉体に宿って様々な経験をするために霊界からこの世に来ています。だから我々の肉体には霊が宿っているのです。)

だから何か難しいことをさせようたってできないと思います。ドリーができたのもそのような単純な本能的なことだけですよね。まあ動物だったからということもありますが。

また、なぜクローンが「倫理的に〜」や「キリスト教が〜」といった理由でその技術に反対する人が出てくるのでしょう。

まあ「キリスト教が〜」というのはこの宗教に入っている人にしか言えないのでどうでもいいですが、「倫理的に〜」という意見は万人が言えます。

さて、なぜ「倫理的に〜」という意見がうまれるのでしょう。

私はこう考えます。我々を創造した大霊以外の存在が(つまり、一部の人間が)、大霊の分身である我々と同じような存在を作ることはやってはならないことだというのを、潜在意識で知っているからではないか、と。

ただ、これに関しては私の持論ですので間違いもあるかもしれないです。これに関しては私ももう少し学ぶ必要があります。

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以上いろいろ述べてまいりましたが、以上が私のスピリチュアリズムに出会ったきっかけと、霊を信じる理由です。

読んでくださった方々、どうもありがとうございます。

何かご意見がありましたら、是非お願いいたします。