>>480
確かに、人格障害者が劣等感を自覚することから全力で逃げようとしているのは月子さんのおっしゃる通りです。
劣等感を直視して克服しようとしているならもう人格障害とは言えません。

論点は人格障害者本人が劣等感を認識しているか否かですよね。

頭が良くて人を利用して押し退けて昇りつめたような人は、表層意識では自分を優秀だと思い込んでいるでしょうから、劣等感について悩むことはないかもしれません。しかし、本当の友情や愛の存在を他者に見せつけられたら内心は穏やかではないはずです。
いくらお金や社会的立場があっても、自分にはないものを突きつけられる機会は日常に転がっているのではないでしょうか。
自分の心の冷たさや打算的思考に自分でうんざりすることはあると思います。

ただし、だからこそ劣等感から逃げているのは同意です。