40歳になっても家の中で1日を過ごす「ひきこもり」が増加しています。
多くが親と同居して、親の年金などで暮らしています。
年金パラサイトなどと呼ばれて社会問題化しています。
都が行っている引きこもり電話相談の対象者は、「6人に1人以上」が40代。
50代以上からも、メール相談が寄せられている。
支える側も年老いていく“中高年のひきこもり”。
ある日突然、生きることすら難しい状況に追い込まれます。
ひきこもり・ニートになる原因は様々ですが、就職の失敗、仕事における失敗などから、
社会に出るのを嫌になる例が多いとされています。
「親にぶら下がりながら、意味を自分で見出して、自分の思うようにやって良い」のは、
せいぜい10代、どんなに無理言っても20代まででしょう。
40歳を過ぎてひきこもり状態だと、社会に出るルートはほとんど遮断されています。