あと>>448の「私が見ていなくても、月は確かにある」という固定観念も、散々語り尽くされてはいますが、やはりまだまだ見解の相違が残っていると思います
さっきからアインシュタインさんばかり引き合いに出して申し訳ないのですが・・・まあ、それだけ影響力の大きい有名人ということで

月を誰も見ていなくて誰も想像していないのであれば、月は存在しません
ただ、月が存在しないというのは、月の存在確率が0や虚数やマイナスだと言っているのではないということに注意してください
存在しないという言い回しを、存在確率0%と混同している人も少なからずいるのではないでしょうか

そうではなくて、仮に月の存在確率が実質100%だとしても、観測されるまでは実在しないということです
そこに存在しているかどうかは、実際に観測して実在を確認するまでは、確率でしか語れないということです

そして月を構成している分子も素粒子も、その存在確率は宇宙全体に広がっていますので、理論上、月は宇宙のどこにでも存在していいのです
同じようにあなたの周りのベッドも机も、存在確率がほぼ100%だとしても、観測されるまでは確率の中でしか語ることができないわけですね
もちろん、あなた自身も。

つまり、生まれた時に、あるいは生まれる前のどこかの時点で、あなたの存在確率が「なにか」によって観測された
その瞬間、あなたの意識は実在を開始した
という言い方もできると思います
この「なにか」が何なのかは、まだ分かっていません

スピリチュアルな立場での解釈では、その「なにか」とはハイヤーセルフだとするのが多数派でしょうか?

あなたが生まれる前、あなたのハイヤーセルフがあなたを認識したことで、あなたがこの世界で目覚める準備ができた
・・・と書くと、とてもスピリチュアルな風味になるような

キリスト教などでは、シンプルに神がこの役割ですね
我らが主が、生まれる前のあなたを祝福したので、あなたはこの世界に存在することが許されている
・・・とても宗教的に正しい言い回しのように感じます