時間がカルマであるのに対し現象世界が愛だというのは
この世界は本来一元的なエネルギーであるということ
それはつまり私達は苦しみであれ喜びであれ「見たい世界を見ている」ことを意味している
愛の本質は自由、永遠でありこの世界もまたそれによって造られた一時的な世界だから。
多くを学びたい人はそれだけ強く抵抗する
それにより生じたカルマ或いは時間の中でより深く自分を知ろうとする
彼らは勉強熱心な人達で何もわからない振りをしている
本人からすれば本当に分からないんだけど実際はそうじゃない
何故なら誰でも自分の興味があるものに無意識のうちに意識を向けている
でも一体何によって?賢い人はそこで気づく
その事に気づいたとして、避けようと思ってもそれは抑えきれない欲望となって引き寄せられる
これが運命とか偶然とか呼ばれてるものの実態
しかしそれに抗える方法が存在していて仏の知恵とか神の武具とかいうアレ
抽象的にしか説かれていないけど要するに意志の事
およそこの世に存在する全て、というかこの世自体が意志から生じてる
あらゆる全てが相反する二つのものから成り立つこの宇宙で唯一そうではないもの
相反する二つは互いが互いの縁起となることによって生じては滅しを永続的に繰り返す
この回転の縁起となったのが意志
意志によって動いているのだから、意志によってでしか止めることは出来ない