あなたは世界の中に自分が存在すると思っている。
でもほんとはあなたの中に世界が存在している。
子供の頃思ったことはないだろうか?世界は自分1人しか存在してなくてそれ以外はぜんぶ偽物なんじゃないか?という疑問。
じつはそれあながち間違ってない。
あなたが目をつむると世界は消える。つまり世界はあなたによって認識されているに過ぎない。
怒ってる相手、嫌いな相手、悲しんでる相手、を見て感じるのは自分でしかない。
魚が人間を見ても怒ってるか悲しんでるかなど感じない。
感じるというのは、こちら側にそれを感じ得る器があるから。
つまりあなたが世界をとおして、見ること、知ること、感じることができるのは
それらすべてがあなたの内面に存在するからであって、あなたなしには世界は認識されないつまり存在しない。
つまりあなたがいることによって初めて世界は存在することができる。
あなたの認識する世界と別の人の認識する世界が同じなら、その意識は同じということになる。
同じように世界を認識する意識は、つまり一つの意識ということ。
もしその意識を神と呼ぶなら、神は世界のすべてであり、あなた自身であり、他人であるということ。