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【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、青瓦台(大統領府)の経済政策を取り仕切る新たな政策室長(閣僚級)と経済首席秘書官(次官級)を任命した。政策室長に金尚祖(キム・サンジョ)公正取引委員長を、経済首席秘書官に李昊昇(イ・ホスン)企画財政部第1次官をそれぞれ充てた。

 政策室長と経済首席秘書官は青瓦台の経済政策のツートップで、経済副首相と共に国の経済政策の司令塔役を担う。

 いずれも前任者の任命から1年足らずだったため、事実上の更迭との見方が出ている。就任3年目に入った文政権は経済面で確かな成果を示したいところだが、経済成長率や雇用など経済指標は改善しておらず、経済政策立案の片側の軸である青瓦台の経済ツートップを交代したとみられる。

 金氏は大学教授時代、市民団体でも活動し、サムスングループなど財閥改革を主張、「財閥狙撃手」と呼ばれた。17年に公正取引委員会委員長に任命されてからも財閥の支配構造の見直しなどに力を入れた。金氏が青瓦台の政策室長に起用され、財閥改革がさらに加速するとみられる。

 青瓦台の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官は金氏について、「学会や市民団体で(活動した)経歴があり、国民生活でどの部分が困難かを良く知っていることを評価した」として、「経済の三つの柱の一つである公正経済を強化する必要があると判断した」と述べた。ただ、

 経済協力開発機構(OECD)は1カ月前に発表した世界経済見通しで、韓国の今年の成長率予測を従来の2.6%から0.2ポイント下方修正した。昨年11月時点の見通しに比べると0.4ポイント低い。

聯合ニュース

ソース:朝鮮日報日本語版<韓国大統領府の経済ツートップを交代 事実上の更迭>
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/06/21/2019062180111.html



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