田山さとし@battery_brides
RT @yagainstfascism: NHK「おはよう日本」で報道された反レイシズム情報センターARICと、サッカー界での反差別活動。
https://twitter.com/battery_brides/status/960836627894382592

2018年2月6日(火) NEW
ここまで徹底!サッカー界 人種差別への覚悟
https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2018/02/0206.html

12月に東京で開催された、サッカー東アジア選手権。日本、韓国、中国、北朝鮮の4か国が参加しました。

日本対北朝鮮が行われるスタジアムに向かう、この男性。取り出したのは、FIFA=国際サッカー連盟公認の、差別的行為を監視するメンバーである証明書です。

NGO団体 ARIC リャン・ヨンソン代表
「差別的なバナー(横断幕)や掲揚物、小競り合いが起きそうなところをチェックして、差別が起きるのか起きないのかを記録しに来ている。」

去年(2017年)FIFAの公認を受けた、NGO団体「ARIC」。スタジアム内でカメラを回し、問題となる差別的行為がないか監視します。

SNS上でも監視 データを蓄積してガイドライン提示へ

一方こちらは、都内の公共施設の一室。ARICの15人のメンバーが集まっていました。
ARICメンバー「これは記録したほうがいい。」

スタジアム内と並行し、SNS上の監視を行うのです。試合開始から匿名で飛び交う差別的な言葉。
中でも目立ったのが…。“日本対ミサイル”“北朝鮮のミサイルシュート”相次ぐ北朝鮮による弾道ミサイルの発射。国際情勢とサッカーを結びつけた投稿が数多く見られました。
ARICメンバー
「もう完全に北朝鮮だからということで、差別の文脈のなかで『ミサイルヘッド』『ミサイルシュート』かなり乱発、相当出ている。」
核・ミサイル問題などによる両国の緊張関係が、大きな人種差別に発展する危険性があるのではないか。
実際にスタジアム内で問題を発見することはありませんでしたが、メンバーは大きな危機感を抱きました。

NGO団体 ARIC リャン・ヨンソン代表
「データを蓄積して、こういうときに差別が起きる、起きやすいというのは分かってきた。
日本サッカーでも、『これは差別で、これがそうじゃない』ガイドラインをきちんと提示して、フェアにやっていく。」