「津波の遡上について、(平地で、特に障害物が無ければ)どこまでも、内陸奥地へ、規模を保ったまま、進んでいく」
言い方が違うだけかも知れませんが、津波の遡上については「距離」や「高さ」や「構造物」などが、一種の浸水の
「軽減装置」として動作するものと考えられ、これがハザードマップにも当然取り入れられているものと考えられます。
この「軽減装置」動作後の浸水高に備えれば有責ではないということではないでしょうか。
「軽減装置」の効果は、にわかに計算できるものではなく、ハザード想定外の事態であれば、どれだけ軽減される
かを単純に判断できるものとは思いません。
ちなみに大川小の件は「10mの津波が内陸奥地へ規模を保ったまま進んだ」ものではなく、
海岸付近では20m超の津波が「軽減装置」により、大川小では8.7mとなったということでしょう。