れいわ新人・八幡愛氏がNHK「日曜討論」登場 政治とカネ「茶番」「石破さん、のらりくらり」 - 日刊スポーツ
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2024年12月8日10時12分

元タレントで、れいわ新選組の新人、八幡愛衆院議員(37)が8日放送のNHK「日曜討論」(日曜午前9時)に出演し、持論を展開した。

各党の新人議員が出演。八幡氏は冒頭で、国会議員としてやりたい事を聞かれると「原発事故を目の当たりにしたときに、なんか世の中おかしいな、と思ったんですよ。で、市民メディアのリポーターとして取材を重ねていく中で、この国の経済がどんどん弱っていっている、貧しくなっているな、ということにも気付きました。その時に2019年、山本太郎参院議員が『生きているだけで価値がある』。その強い思いでれいわ新選組を立ち上げて、絶対に私はこの政党に入って国会議員になって、一緒にこの国をあきらめたくない、と強く決意しました」と語った。

続けて「私がホンマに、政治でやりたいことというのは命の問題なんです」と説明。「命の問題と言ったら難しく聞こえるかもしれないけど、要するにこの国の経済をどうやって良くしていくか、ということです。日本経済が、30年かけてズタボロになって、みんなに余裕がなくて、今日とか明日を生きることで精いっぱいで、そんな状態で他人のこととか、自分の国のことなんて考えることなんて絶対できないんですよ。今すぐに日本経済を建て直さないといけない」と指摘し「30年間の不況の原因、これは消費税です。消費税廃止というのをしっかりやっていきたい。話はそれからです」と訴えた。

その後、政治資金をめぐる問題についても言及。「国会に入ってこの議論を皆さんやっているんですけど、すごい“茶番”というか。議論というか、国民が、政治資金の問題にしてもクリアに、どこに何をお金使っているかハッキリして欲しい、その方がいいに決まっているのに、のらりくらり、のらりくらりしていて。私自身も本会議で座っていて飽きるぐらい、同じことの繰り返しをやっているんです。政治献金、企業献金もやめるんだったら1回やめてみたらいいのに、何かうまみがあるのか何なのか、ずっと石破(茂首相)さん、のらりくらりしていて、これじゃ国民は納得しないと思う」と断じた。

八幡氏はその上で「早くこの議論を終わらせないと、能登だって復興まだまだできていないし、やらないといけない問題がこの国はたくさんあるんですよ。そんなん言っている場合じゃないし、私たち国民1人1人がどうやってこれから生きていくか、経済立て直す、そっちを先に優先してやらないと、政治家の裏金とか汚いお金の話をしている場合じゃない、と本当に思いました」と語った。