https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20221125/2000068527.html
11月25日 15時07分
物価高騰の支援策として、大阪府は、新型コロナで負担が増している、施設で働く介護士などに1万円分のギフトカードを配付する費用などを盛り込んだ補正予算案をまとめました。
大阪府は、25日の府議会の議会運営委員会で、一般会計の総額でおよそ406億8000万円の補正予算案を示しました。
この中では、物価高騰の支援策として、▼新型コロナで業務の負担が増している、施設で働く介護士や保育士などに1万円分のギフトカードを配付する費用として、50億6000万円、▼医療機関や福祉施設などに対し光熱費の上昇額の3か月分相当を補助する費用として、59億円余りが盛り込まれています。
府は、この補正予算案を、来月(12月)20日までの日程で開かれている府議会に提出することにしています。
さらに、物価高騰の支援策について、吉村知事は、25日の議会運営委員会で、「子どもの支援のためにコメの購入などの食料支援を検討中で、精査ができしだい、予算案を提出したい」と述べました。
府によりますと、府内に住む18歳以下のすべての子どもに対し、1人あたりコメ10キロの配付などを検討しているということです。