0001北条怜 ★
2022/09/29(木) 22:01:02.92ID:CAP_USER9午後4時半すぎ、ドイツ空軍総監のゲアハルツ中将が自ら操縦する戦闘機「ユーロファイター」が空自の百里基地(茨城県)に降り立った。シンガポールから8時間かけて飛び、日本上空でドイツ戦闘機と空自のF2戦闘機の各3機が編隊を組んで飛行した。
空自トップの井筒俊司航空幕僚長もF2に乗り込んだ。ゲアハルツ氏は訓練後「スピーディーに移動できると証明した。継続的にこの地域に関与していく」と強調した。
ドイツ空軍は8月から戦闘機や空中給油機などをインド太平洋地域に初派遣しており、空自との共同訓練もその一環だ。
まず24時間以内にシンガポールに到着する任務に臨んだ。その後にオーストラリア空軍が主催する多国間軍事演習「ピッチブラック」に日本や米国、英国などとともに参加した。その帰路に一部の機体が遠回りして日本に立ち寄った。
頻繁に遠距離を航行する艦艇と比べ、戦闘機を離れた地域に出すのは高い運用技術が要る。慶大の鶴岡路人准教授は「有事の際に艦艇より早く着ける空軍機の展開能力を確認する訓練で、対中国を念頭に置いた戦略的なメッセージ性が強い」と語る。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA05BLC0V00C22A9000000/