なぜプロジェクトを立ち上げたのか、実行委員会の代表に話を聞きました。
「デジタル献花」はインターネット上で安倍元総理への弔意を表すもので、8月25日の安倍元総理の「四十九日」にあわせて、20〜30代のベンチャー企業経営者らが立ち上げました。
サイト上で5種の花から1つ選び、ペンネームと年齢、メッセージを書き込むことで、誰でも無料で参加できるということで、27日午後2時時点で25万人を超える人が安倍元総理にデジタル献花したと言います。
なぜ、このプロジェクトを立ち上げたのでしょうか。
安倍元総理デジタル献花プロジェクト実行委員会 代表
「安倍さんに弔意を示したいけれども示せない方が大勢いらっしゃるのではないかと思いました。あとは安倍さんのことを静かに哀悼したいんだけども、そういう場がないという方も大勢いらっしゃるのではないかと思いました。
当初は安倍さんへの弔意、謝意の場になればと思って立ち上げたのですが、それ以外に我々プロジェクト実行委員側に対する感謝の思いだったり、あるいは他の人の哀悼文を読んで、非常に心が洗われました、救われましたという声もたくさん届いています。
それを考えると、単純に安倍さんに弔意を示すという場にとどまらず、色んな人の思いが繋がっていく場になったのではないかと感じています」
集まった弔意や謝意は、昭恵夫人のもとに届ける予定だといいます。
安倍元総理デジタル献花プロジェクト実行委員会 代表
「月命日にあたる9月8日に、昭恵夫人のもとに一部メッセージはすでにお届けしています。昭恵さんからはそのコメントを非常に細かく読まれていて、こういった思いが非常に多く集まっていることには感謝しておられました」
デジタル献花のサイトは、26日から特にアクセスが集中しているということで、急きょ9月30日まで受付期間を延長しました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/164652