自民党の茂木敏充幹事長が8日、臨時の党役員会後に行った記者会見に、SNSで怒りの声が相次いでいる。

 茂木幹事長は旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)との関係について、関係を見直すことを所属議員に通知すると明らかにし、旧統一教会と「これからは関係を持たないということが基本だ」と発言したからだ。

《【関係】を持ってたんじゃないか。お前(茂木)は嘘つきなんだよ。》《しかし、茂木は「関係ない」って突っ撥ねてたの、今更どう説明するんだよ。この男こそアウトだ!》《つい先日「一切関係がない」と、言ってた。舌の乾かぬうちに……の、お手本。》《「基本」てことは、「例外」もあるってことやんwww》などといった具合で、茂木幹事長の発言がさらなる怒りを呼んでいる状況だ。

 茂木幹事長は約1週間前、8月2日の記者会見では、自民党と旧統一教会について「これまで一切の関係を持っていないと確認できた」と述べていた。

 さらに、同4日には立憲民主党の西村智奈美幹事長が、旧統一教会をめぐる被害についての「国会調査委」の設置を茂木幹事長に拒否されたと明かしている。

 このことにも、《何の調査も総括もせず逃げるように言われても信用できない。「来年度の桜を見る会はやりません」で終わらせようとしたのと一緒。説明責任を果たせ》といった厳しい声が相次いでいる。

日刊ゲンダイ
8/9(火) 18:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/8451302f9da6c9f5acfe9c7d5ebe14fd120404c5