朝食会は、木原誠二官房副長官や中谷元・首相補佐官など日米の関係者約20人が参加し、1時間弱行われた。首相は、中国が発射した弾道ミサイルがEEZ内に落下したことについて「中国側の行動は地域及び国際社会の平和と安定に深刻な影響を与えるものであり、軍事訓練の即刻中止を求めた」と日本側の対応を説明。中国に加え、北朝鮮や、ロシアによるウクライナ侵略などの地域情勢、核兵器のない世界への取り組みを含む国際情勢についても意見交換した。
ペロシ氏は訪日前の3日、台湾を訪問して蔡英文総統と会談。覇権的な動きを強める中国を念頭に台湾への支持をアピールした。中国は4日、台湾周辺で実弾射撃を伴う大規模な軍事演習を実施し、弾道ミサイルを複数発射するなど反発を強めている。
https://mainichi.jp/articles/20220805/k00/00m/010/038000c