参院選(10日投開票))で自民党から出馬した元「おニャン子クラブ」でタレントの生稲晃子氏(54)が、またもインターネット上で物議を醸している。

生稲氏といえば、自身の乳がん闘病経験をもとに「がんから国民を守る」というスローガンを掲げて出馬。2021年には「がん対策推進企業アクション」というユーチューブチャンネルに出演し、がん専門医とたばこの危険性についてトークも行っている。

そんな生稲氏が、全国たばこ販売政治連盟の組織推薦候補者であることが明らかに。同連盟発刊の「全国たばこ新聞」6月号では、「たばこに理解のある自民党選挙区候補者に対して、積極的な支援・協力を図り、組織一丸となって必勝態勢で取り組んでいる」と記載があり、連盟が支援する候補者らが顔写真付きで紹介されている。その中に、生稲氏もしっかりと掲載されているのだ。

パブリックイメージと相反する業界からの支援を受けて立候補していることになるが、今のところは生稲氏から言及はなし。ダブルスタンダードと捉えかねられない姿勢に、ネット上では「あまりにも矛盾した現実」「きちんとした軸がない」などと批判の声が飛んでいる。

生稲氏と言えば、NHKの政策アンケートのほとんどを無回答としていたことが判明し、釈明に追い込まれたばかり。2位での当選確実とも言われているが、有権者からは「本人の意志はどこにあるのか?」と疑問を持たれても仕方がない。

東スポ
2022/7/2 17:58
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