昨日のポリタスTV

青木理
名護の人にとってみると生活をなんとかして欲しいという切実感はある。
名護市の背景を考えていうと、確かにこれは辺野古を抱える市長選挙である意味、地元の人たちの民意が示されたんだけども、
これを健全な、民主主義に基づくちゃんとした民意と言えるのだろうか、と。
この結果を受けて政権与党が言うのはともかく、まあそれもおかしいけど、一部のメディアが「市民は一定の意思を示した」と言う。
これで示された意思というものを大義名分として辺野古の基地は地元が受け入れたんだっていう結論はこれはどう考えてもそうとるべきではないし、
まして、ある種、金と強権というか飴と鞭みたいなもので屈服させたっていう方が実態に近い。