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★矢野康治・財務事務次官の国家公務員法102条違反

財務事務次官・矢野康治の暴走ですが、政治の方から「抗議」の声が上がってきました。
『高市氏、財務次官は「失礼」「デフォルト起こらない」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA100PT0Q1A011C2000000/

ついに、日経にも「自国通貨建てだから債務不履行は起こらない」が載りましたか。
今さらですが、高市政調会長の、「自国通貨建てだからデフォルト(債務不履行)は起こらない」は、財務省の見解と一致しています。
「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。(財務省ホームページ「外国格付け会社宛意見書要旨」)」

矢野の主張は、憲法違反、国家公務員法違反の可能性が濃厚というか、普通に「アウト」に思えるのですが、その上、「政府見解」とも異なっている。野党は、矢野の主張が「財務省の主張と異なる」点を徹底的に追求するべきでしょう。
また、岸田内閣は、国家公務員法第102条に違反した矢野を、法律に定められているように懲戒処分にするか、もしくは「3年以下の懲役又は100万円以下の罰金」という罰則を科すべきです。
というか、岸田総理、矢野は国家公務員である以上、「いろんな議論」をやることを認められていないことを理解していないようですね。「いろんな議論はあっていいが、いったん方向が決まったら」云々は、自民党の国会議員に対しての話で合って、国家公務員は例外ですよ。何しろ、法律でそうなっているんですから。
理由は、昨日も書きましたが、国家公務員は、「国民全体の奉仕者」であり、政治的に中立な立場を維持することが求められるためです。また、公務員の地位は政治勢力の影響又は干渉から保護されており、政治動向により変動してはなりません。
「いろんな議論」に巻き込まれてはならないのが、国家公務員なのですよ。その原則を、矢野は自ら破ったのです。

ちなみに、鈴木財務大臣は10月8日の記者会見で、矢野の寄稿について、「麻生前財務相の了解を取っている」と、明らかにし、「個人の思いをつづったと書いている。問題だと思っていない」と述べました。
おいおいおい・・・。それじゃあ、国家公務員が国家公務員法第102条を無視して政治的意見を述べ、発信したとしても、「個人の思いをつづったもの」で話が済んでしまうじゃないか。しかも、麻生の了解を得れば、法律に違反しても良いというのか(そうとしか読めませんが)。
何だろ、この遵法精神のなさ。結局のところ、民主党政権の失敗以降、自民党政権が長く続き、「権力が腐敗した」という話なのでしょうか。

いずれにせよ、矢野の寄稿はタイミング的にも「選挙妨害」であることは明らかです。与党のみならず、野党の国会議員(あるいは議員候補)の人たちも、大々的に抗議し、政府を動かし、矢野に「処罰」を与えなければなりません。
それが、財務省主権国家から抜け出る第一歩になる可能性があるのです。

https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12703079748.html