共産、国民民主両党の国対委員長との会談後、記者団の取材に応じる中でこうした考えを示した。
会談では、TBSの10日の情報番組が野党の動きを取り上げる中、出演者が共産について「暴力的な革命というのを党の要綱として廃止していない」と事実に反する発言をした問題を、共産の穀田恵二国対委員長が「公党に対する侮辱」として提起したという。
安住氏は「共産党の立場を全面的に支えていくことになった。(番組を)チェックするのは良くないが、暴走されたら国民を扇動する暴力装置にテレビがなりかねない」と述べた。
問題になった発言についてはTBSが13日の番組内で「共産党の綱領にそのようなことは書かれていなかった」などとして謝罪、訂正している。安住氏は以前から衆院選を前に自民党総裁選に関するニュースに多くの時間を割く番組を問題視しており、牽制(けんせい)の意味もあるとみられる。(北見英城)
朝日新聞
2021年9月15日13時23分
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