自民党総裁選への立候補を表明した高市早苗前総務相が12日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜・午前7時半)にスタジオ生出演した。

 スタジオでは立候補を表明している河野太郎行革担当相が「脱原発」「女系天皇容認」などの持論を修正していることを伝えた。

 これに高市氏は「私は、他の候補予定者の方に対して一切の批判は申し上げません。お互いにどんどんアイデアを出し合って、政策を競って、結果的に自民党の政策が分厚くなって、それを有権者、国民のみなさまに審判をしていただきたいと思います」と述べた。

 その上で「個人的に政治家として思うのは、私は、割と幅広くみなさんに愛してもらおうというよりは、日本の未来のために今やっておかないと間に合わないとか、そういった思いで次々、議員立法をやってまいりました」とし「そんななかで内閣総理大臣は、過酷な仕事で国会論戦にもさらされますよね。もしも自分の信念と違うことを明確に説明しようとすると相当、大変なことだと思います」と述べた。

 続けて「私みたいにちょっと、とんがっているっていうんですか。何となく地上波を見てたら私が右翼扱いをされているような気がして仕方がないんですが、こんなに優しく生活者に寄り添った政策をいっぱい構築しているのになぜなんだろう? と思うんですが。しかし、譲れないところは譲れない。そこは信念持っていかないと国会論戦には耐えられないし、国民のみなさまに自分の言葉で語りかけるのが難しくなるんやないかなと思います」と述べていた。

スポーツ報知
9/12(日) 8:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/53224160c3c6a9fe84665a1a2e538dc14d5549d2