立憲民主党の長妻昭氏が28日の衆院厚労委員会で質問した。東京五輪・パラリンピックでは、約9万人の選手や関係者が来日することが予定されているためだ。
政府の対策分科会の尾身茂会長は、「一般論」とした上で、「来る人が出発前にクオリティーの高いワクチンを打ち、検査をしっかりしていれば、国内へのウイルスの流入は防げるが、現実はそうはたぶんならない」と語った。さらに「インド株は世界にかなり拡散している。たくさんの人が来れば、国内へのウイルス流入のリスクは当然ある」と述べた。
朝日新聞
2021年5月28日 14時59分
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