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2021/03/28(日) 18:31:20.26ID:CAP_USER9松井氏は23日、自民の離脱グループが擁立する動きにすぐさま反応し、突然、斎藤氏支援を検討する意向を表明。その翌日には、維新副代表の吉村洋文大阪府知事(45)も「政策が一致すれば、全面的に応援する。兵庫の若いリーダーとして適任だ」と応じた。
松井氏の発言に、党本部の関係者は「とっさに選挙の勘が働いたのでは」と話す。維新の県組織「兵庫維新の会」でも、斎藤氏は独自候補の一人に挙がっていたが、停滞している選定を見かねて、あえて道筋を付けたとみる。
また、「松井氏があれだけはっきり言ったら、推薦を出す以外の選択肢は考えられない」と強調。かつて松井氏が大阪で自民を割った後、橋下徹氏(51)とともに維新を立ち上げた経緯を重ね、自民離脱グループに「心意気をかなり評価しているはずだ」とも。
「そんなこと考えていたなら先に言ってくれよ」。別の候補者を軸に検討していた兵庫維新の室井邦彦代表(73)は、相談もなく、頭ごなしに発信された松井氏の方針にいら立ちを見せる。
兵庫維新は昨年12月、5期目の井戸敏三知事(75)が任期満了での退任を表明した直後、会見を開いて独自候補の擁立を宣言。絞り込みを終え、候補者の選定を進めていただけに松井氏の真意を測りかねている。
県組織の幹部らは「党本部からボールが投げられた」と解釈。「候補者に斎藤氏を入れ、その上で選択を迫られている」とする。
ただ、これまでも党本部中心で物事が進むケースが多く、8年ぶりに候補者を立てる4月の宝塚市長選も控え、幹部が松井氏に会い、今後の方針を決める。
神戸新聞
2021/3/28 06:00
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202103/0014189624.shtml