https://www.sankei.com/smp/politics/news/201114/plt2011140010-s1.html
 立憲民主党の枝野幸男代表は14日、新型コロナウイルス感染拡大が続く地域への政府の観光支援事業「Go To トラベル」利用について「国民の判断」とした西村康稔経済再生担当相の発言を批判した。仙台市で記者団に「完全に政府の役割と責任を放棄した発言だ。責任を果たすつもりがないなら、一刻も早く政権をこちらに渡してほしい」と述べた。

 西村氏は13日の記者会見で、感染者が急増する北海道へ「Go To トラベル」を利用して訪問するのを推奨するのか控えてほしいのか政府の立場を聞かれ「キャンペーンを使って旅行するかどうかは国民の皆さんの判断だ」と回答。事業の対象地域に関し「2次、3次感染を防ぐ取り組みも考慮して判断する。現時点で北海道をはじめ、どこかを除外することは考えていない」と強調していた。