安倍晋三首相は12日午前、東京・信濃町の慶応大病院に入った。前回の通院から19日ぶりで、8月28日の辞任表明後は初めて。首相官邸は「持病(の潰瘍性大腸炎)の治療だ。新しい病気ではない」と説明している。

首相は持病の再発を受け8月17日と24日に2週続けて慶応大病院を訪れた。辞任会見では「新しい薬の投与を行うこととした。継続的な処方が必要で、予断は許さない」と説明していた。

第1次内閣の2007年にも体調悪化のため辞任した。安倍首相の後任となる新たな自民党総裁は14日に両院議員総会で選出され、16日には国会の首相指名選挙で新首相が決まる見通し。(共同)

日刊スポーツ
2020年9月12日11時8分
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