宮本議長は、昨年3月下旬に自宅を訪れた克行容疑者から現金を渡され、数か月後に関係者を通じて返却したことを説明したという。
その後、宮本議長は読売新聞の取材に対し、「私は議員でいるべきでないと考えた一方で、議長として取り組んできたことを見届けずに去るのは無責任だとも思う」と語り、「(克行容疑者を)恨んでも恨みきれない」と涙を見せた。
また安芸太田町議会でも29日、全員協議会が開かれ、克行容疑者から20万円を受領した疑いが出ている矢立孝彦議長(67)に説明を求めた。
協議会は非公開で行われ、複数の町議によると、矢立議長は「町民に恥じるようなことはしていないが、今の段階では何も話すことができない。(克行容疑者の勾留期限である)7月8日を過ぎてから話したい」と述べたという。
読売新聞
2020/06/30 18:14
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200630-OYT1T50155/