■コロナ対策に成功した台湾と、コロナ対策に失敗した日本(アジア地域のなかでは最悪級の被害となった)の比較

台湾の蔡英文総統が新型コロナウイルスを指定感染症に認定したのは、1月11日の選挙からわずか4日後。
まだコロナウイルスの報道は少なく、武漢封鎖(1/23)の1週間以上前。
台湾では感染者が1人も出ていないときだった。

台湾で暮らす日本人女性
「1月の総統選で蔡英文総統が選ばれて本当によかった。
正直、1月の時点では少し大げさすぎるのでは? と感じたが、今思うと政府は先手先手を打っていた。」

一方日本は、武漢が封鎖された後なのに、安倍は動画で「中国人にたくさん来てほしい」と笑顔でアピールしている。

台湾は2月7日には中国本土からの入国も事実上禁止し中国本土への渡航中止も勧告し、中国からの帰国者については2週間の自宅隔離を義務付けた。
日本は3月上旬になるまで渡航規制をせず体温検査ぐらいで感染者は入りたい放題だった。

台湾人女性
「台湾政府は“国民の命”を最優先し、日本政府は“オリンピックの開催”と“経済”を優先した。単にその違いだと思います」
「2月6日にはマスクの購入が実名制になり、国民は保険証を持って指定薬局に行き、週2枚までしか購入できなくなりました。
保険証の最後の数字が奇数か偶数かで購入できる曜日を分けたんです。4月以降は大人は2週間で9枚、子供は10枚になりました」
こうした配給制により、台湾ではマスクの買い占め行為や転売は不可能となった。
3月になると台湾ではマスクを事前に予約購入できるようになり、4月以降はほぼ安定供給されている。
4月19日にはマスクの配布は終了し、オンラインで購入できるようになった。

一方日本政府は2月にマスクの増産を表明したにもかかわらず、国内では4/20現在、マスクが入手困難な状況が続いている。
2ヵ月も国民を待たせた末に出てきた日本政府の「布マスク2枚配布」は、466億円もの経費がかかり世界中の失笑を買った。

台湾は感染症防止法に違反した者へも容赦ない。
1月25日には中国・武漢から来たことを隠蔽していた感染者に対して30万台湾ドル(約110万円)の罰金を課した。
3月19日には感染は広がっていないとアピールしている日本への渡航警戒レベルを、最大の「レベル3」に引き上げている。
台湾在住の日本人女性
「隔離中の人はGPSで監視され、毎朝晩の検温は当たり前。食事や消毒用品、マスクは配達してもらえます。
隔離の為にホテルを利用する際には補助金も出ます。
ただし隔離中に外に出たら罰金と実名報道。先日も隔離中にクラブで遊んでいた人が罰金刑に処された。」

一方日本政府は自粛のお願いをするだけだった。

検査についても、
台湾は1月から検査をたくさんして、陽性とみなされれば隔離治療され、市中の感染も広がって行かなかった。
一歩日本は、「検査すると感染者が増える」というデータにないオカルトを信じ、4日待機させて志村けんなど多くの死者を出した。
東京は2-3月にコロナ死者数は13人と発表しているが、東京の2-3月の肺炎死者数は過去平均より200人も多かった。
感染症対策が徹底されて肺炎を含めた死者数そのものが大幅に減るのが予想されている状況の中で、
肺炎死者数が200人も増えているのはかなりの異常となっている。

台湾はアジア地域の中でもコロナ対策に成功した例だが、反中国なので中国マネーに支配されているメディアやWHOからは評価されていない。
日本はWHOに多額のお金をあげているので、WHOはアジアの失敗国である日本を成功国だと評価している。
日本はコロナ対策でうまくやったという嘘に騙されないようにしよう。