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「真実にふたはできない」声を上げた伊藤詩織さんの覚悟 [クロ★]
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垢版 |
2020/05/31(日) 12:48:01.84ID:mJ8oSc4f9
<あの人に迫る>性暴力被害を公表したジャーナリスト

 性暴力の被害に遭ったことを三年前に公表したジャーナリスト伊藤詩織さん(31)の行動は、日本の「#MeToo」運動の先駆けとなった。その後、多くの女性たちが声を上げるようになり、性暴力に対する社会の意識は変わり始めた。準強姦(ごうかん)容疑で伊藤さんに刑事告訴された山口敬之・元TBSワシントン支局長(54)は不起訴となったが、民事訴訟では昨年十二月に伊藤さんの主張が全面的に認められた。(望月衣塑子)

 山口氏に損害賠償を求めた訴訟では、性被害が認定された。

 判決直後は実感がわかなかった。提訴時には「負けてもいい。そのプロセスが大事なんだ」と自分に言い聞かせていたが、判決後にいろいろな人から「良かったね、頑張ったね」と声をかけてもらい、「勝てたのだ」と、うれしさが込み上げてきた。

 判決後に「同じように苦しむ性犯罪被害者に温かい支援を」と訴えた。

 いろいろな性犯罪事件を取材する中で、自分と同じように苦しむ人が世界中にいることを知った。性暴力をなくしていくには法律を変えるだけではなく、被害者へのサポートも変わっていく必要がある。自分だけの問題じゃないと強く意識するようになった。

 山口氏は「意に反した性行為は一切していない」と控訴しているが、そもそもの発端は。

 山口氏とは米国で知り合った。二〇一五年四月に就職の相談をするために東京都内で会い、誘われた席で酒を飲んでいる途中で意識を失い、気づいたらホテルで被害に遭っていた。高輪署に被害届を出す時、刑事から「被害届を出したら報道の世界で生きていくのは難しくなる。やめた方がいい」と何度も言われた。

 「記者の仕事ができなくなる」というのは私にはとても重い言葉で、そうなることも覚悟していた。でも、事実を報道する仕事に就く以上、自分の知る真実にふたはできない。それができないならジャーナリストとしてやっていくべきではないと思い、告訴した。

 警視庁は逮捕状を取ったが執行しなかった。

 成田空港で待ち伏せていた高輪署の刑事から逮捕見送りの連絡が来た。「ストップをかけたのは警視庁のトップ。まれにあるケースだ」と言われた。「納得いきません」と抗議すると、刑事も「私もです」。全身から力が抜けてしまった。

 その後、警視庁に示談専門の弁護士を紹介されたが断った。問題のある法律や捜査体制を変えるには、示談を受け入れて事実を伏せるのでなく、事実を公表し、世に問う必要があると思った。

 トップとは当時、警視庁の刑事部長だった中村格警察庁次長のことか。

 中村氏は三年前、週刊誌などの取材に逮捕状の執行を止めたことを認めている。だから、なぜ逮捕を見送ったのか聞きたくて手紙を書き、出勤途中に直接話を聞こうとしたが、対応してもらえなかった。山口氏が大手メディアの人間だから逮捕を見送ったなら、私たちは警察の何を信じればいいのか。高輪署の捜査員は頑張って捜査してくれたと思う。ただ、中村氏には、いまでも説明してほしいと思っている。

 逮捕見送りの後、捜査主体は高輪署から捜査一課に移り、山口氏は書類送検。その後、不起訴に。

 捜査一課で再度、徹底捜査すると聞いていたが、目撃者のタクシー運転手を一課は聴取していなかった。

 検察審査会に申し立てるにあたり、自分の足で証拠を集めようと、タクシー運転手を突き止めて会うと、私が「最寄り駅で降ろしてください」と何度も繰り返していたことを教えてくれた。また「同乗していた男性に抱きかかえられホテルに入った。ホテルのドアマンが心配そうに見ていた」とも話してくれた。

2に続く

東京新聞
2020年05月31日 07時15分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/32302
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