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中国で言論人拘束相次ぐ 全人代を前に新型コロナで批判、不満を警戒 取材を大幅制限「封鎖式」に

・中国の立法機関、全国人民代表大会(全人代)が22日に北京で開幕するのを前に、共産党政権に批判的な学者やジャーナリストらの拘束が国内で相次いでいる。

・「武漢の地方政府は長期にわたり(コロナの)感染状況を隠し、情報を発信しようとした市民を厳しく弾圧した」

上海在住の法学者、張雪忠氏は10日、全人代の代表にあてた公開書簡をネット上で発表し、当局の対応を厳しく批判。

張氏は、中国で国民に給付金が支給されないのは「政府幹部が選挙で選ばれておらず、民衆の訴えを無視することがより容易だからだ」と指摘。

張氏は発表翌日の未明、警察当局に一時拘束。

湖北省武漢で感染状況を調査していた上海出身のジャーナリスト張展氏は14日に失踪。警察当局に拘束されたという。

さらに香港メディアは、言論の自由を求めていた山東省聊城市の詩人、魯揚氏が国家政権転覆容疑で1日に拘束されたと伝えた。
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産経新聞 2020.5.17 19:03
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